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「Triple.Fi 10」10周年、JH Audioからジェリー・ハービー開発の「TriFi」。約6万円

 ミックスウェーブは、JH Audioの新製品として、ユニバーサルタイプのイヤフォン「TriFi」(トリファイ)を発売する。発売開始時期は2016年1月末~2月中旬を予定。予定価格は61,600円前後。日本限定モデルで、日本市場向けに1,000台限定で販売される。12月19日(土)、21日(日)の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催される、「第七回ポータブルオーディオフェスティバル2015」(通称:ポタフェス)にも出展する。

ユニバーサルタイプのイヤフォン「TriFi」

 手がけたジェリー・ハービー氏は、ロックバンド、ヴァン・ヘイレンの元音響エンジニアで、ミュージシャンにカスタムイヤフォンを提供。その後、Ultimate Ears(UE)を立ち上げ、大ヒットモデル「Triple.Fi 10 pro」も開発。現在は自身の名前を冠したJH Audioで引き続き様々なイヤフォンを手掛けている。

ジェリー・ハービー氏

 「TriFi」は、「Triple.Fi 10」の開発から10周年を記念し、ジェリー・ハービー氏自らが製品開発を手掛け、JH Audioで培ってきた技術や思想も踏襲したという新製品。TriFiのために、BAユニットを再設計したという。

 ユニット構成は低域×2、高域×1の2ウェイ3ドライバ。JH Audioで開発してきた最新の 「Freqphaseテクノロジー」も搭載されている。

【訂正】 記事初出時、ユニット構成を“低域×1、中域×1、高域×1の3ウェイ”と記載しておりましたが、メーカー側の発表情報が変更されました。正しくは“低域×2、高域×1の2ウェイ”となります。記事を修正しました。(2016年2月2日)

 筐体には特別にデザインしたブルーパール・カラーを使用。フェイスプレートにはマザーパールを使っている。フェイスプレート上のアートワークには、JH Audioのロゴにもなっている 「FlyingGirl」 、そしてモデル名の「TriFi」が描かれている。

 入力端子は3.5mmのステレオミニ、イヤフォン側の端子は2ピン。

(山崎健太郎)