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純A級アンプのハイレゾプレーヤー「QP1R」。microSD対応/DSD 5.6MHzネイティブ

 finalブランドの国内販売部門を担当しているJは、Questyle Audio Technologyのポータブルハイレゾプレーヤー「QP1R」を2016年1月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12万円前後。32GBのストレージメモリを内蔵し、128GBまでのカードが利用できるmicroSDカードスロットを2基備えている。カラーはゴールド(G)とスペースグレイ(SG)。

ポータブルハイレゾプレーヤー「QP1R」

 32GBの内蔵メモリに加え、最大128GB×2枚のmicroSDカードの増設も可能なハイレゾプレーヤー。

最大128GB×2枚のmicroSDカードの増設も可能

 大きな特徴は、アンプ部に高域から低域まで、歪みのない音を実現できるという純A級アンプを搭載している事。純A級アンプは発熱量や消費電力が大きいため据置アンプで採用されているが、独自の電流コントロール技術を開発する事で、ポータブルプレーヤーとして業界初の純A級動作を可能にしたという。

 内蔵リチウムポリマーバッテリは3,300mAhで。電流コントロール技術で高音質と省エネを両立し、連続再生時間10時間を実現している。

内部

 再生可能な音声データは、PCMが192kHz/24bitまで、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生が可能。フォーマットはWAV、FLAC、ALAC(Apple Lossless)、APE、AIFF、ADPCM、リニアPCM、MP3、WMA、WMA Lossless、OGG、AAC、DFF、DSF。DACはシーラス・ロジックの「CS4398」を使っている。

 出力端子は、ステレオミニのイヤフォン出力と光デジタル出力を備えている。出力インピーダンスは0.15Ωで、最大300Ωまでのヘッドフォンに対応する。

 筐体は一体成型アルミ削り出しで剛性が高く、不要な共振を低減。ガラス部はキズに強いゴリラガラスを使用している。外形寸法は133.5×65×15mm(縦×横×厚さ)で、重量は214g。クロスバッグ、充電用USBケーブル、3.5mm変換ケーブル、オプティカル端子アダプタなどを同梱する。

カラーはゴールド(左)とスペースグレイ(右)

(山崎健太郎)