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ソニー、ネックバンド型Bluetoothのハイレゾイヤフォン「h.ear in Wireless」

 ソニーは、Bluetooth搭載のハイレゾ対応ネックバンド型イヤフォン「h.ear in Wireless」(MDR-EX750BT)を3月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21,000円前後。カラーは、ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコール・ブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色。

h.ear in Wireless(MDR-EX750BT)

 ネックバンド型のBluetoothイヤフォン。Bluetoothの高音質コーデック「LDAC」にも対応し、LDAC 990kbps伝送時はハイレゾ相当の音質を実現したとしている。イヤフォン部には9mm径ダイナミック型ドライバを備える。

カラーは、ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコール・ブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5色
シナバーレッド

 Bluetoothのコーデックは、LDAC以外にSBC/AAC/aptXにも対応。NFCもサポートし、スマートフォンやウォークマンなどの対応機種とワンタッチでペアリングできる。

 なお、LDACでの接続については、機器や周囲の電波状況などで最大速度の990kbpsで伝送できない場合があるため、ソニーは公式に「LDACでハイレゾ再生ができる」とアナウンスしてこなかったが、1月の「CES 2016」での海外発表に合わせて、「ハイレゾ音源を990kbps(音質優先モード)で伝送する場合に限り、ハイレゾ相当の音質を再現できる」という表現を使うように変更した。LDACの技術仕様については従来から変更は無い。

ネックバンド部にNFC対応ウォークマンやスマホをタッチしてペアリング可能

 ハンズフリー通話用のマイクも内蔵。通話時の高音質化を図るHD Voice機能も搭載し、同機能に対応した機器同士において、従来よりも広い帯域で通話可能にするという。電源ON/OFFなどの動作状態を音声でアナウンスする音声ガイダンス機能も搭載。Bluetoothなどの操作ボタンはネックバンド部に備える。

 ステレオミニケーブルも付属し、有線での接続も可能。内蔵バッテリでの連続使用時間は、音楽再生時が約7.5時間。重量は約38g。キャリングポーチが付属する。

イヤフォン部
キャリングポーチ
有線接続も可能

(中林暁)