iPhoneから無線で投映できる、ラトックの小型プロジェクタがiOS 9に対応

　ラトックシステムは14日、Miracast対応でスマートフォンから写真/動画のワイヤレス投写ができるモバイルDLPプロジェクタ「RP-MP1」の新ファームウェアを無償で提供開始した。アップデートにより、新たにiOS 9搭載のiPhone/iPadとのWi-Fi接続に対応する。

RP-MP1(ブラック)

　既存モデルのファームウェア(SWバージョン3.32以前)をアップデートすることで、iOS 9搭載のiPhone/iPadの、カメラロールに保存した写真/動画のワイヤレス投写が可能になる。ただし、YouTube(アプリを含む)などは正常に投映できないとしている。アップデートには別途USBメモリが必要で、詳細については同社サイトを参照のこと。

　なお、14日出荷分からはiOS 9とのWi-Fi接続に対応済み製品となり、アップデート作業は不要。

　RP-MP1は、Miracastに対応したiOS 9/Android 4.2以降搭載のスマホ/タブレットで利用できるモバイルプロジェクタで、'15年末に発売。直販価格は37,800円(税込)。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)に対応するほか、HDMI/MHLを使った有線接続も行なえる。1080pまでの映像入力に対応する。

　DLPデバイスを備え、解像度は854×480ドット。LED光源で輝度80ルーメン、コントラスト比は1,000:1。投写サイズは7～100型。4,000mAhの内蔵バッテリで約90分間動作する。外形寸法は100×100×22mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240g。