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dTV、フジテレビと提携しニュース配信。「ホウドウキョク」の映像を独自UIで

 映像配信サービスの「dTV」は、フジテレビのニュースメディア「ホウドウキョク」と事業提携。新ジャンル「ニュース」を4月4日より配信開始した。dTVの月額料金500円で、ホウドウキョクが提供する最新ニュース映像も視聴可能になる。対応端末はスマートフォン、タブレット、テレビ。なお、PCには非対応。

dTV「ニュース」画面イメージ

 新ジャンルの「ニュース」では、毎日約40本程度の政治/経済/社会/国際問題などのニュース映像を配信。ニュースの見出しは、約10パターンのモーションタイポグラフィー(大小さまざまなサイズの文字を動かして、アニメーション化したもの)で連続して自動再生。dTV独自のインターフェイス「ザッピングUI」を活かし、「最新ニュースを手軽にチェックできる“新感覚のニュース体験”を実現する」という。気になるニュースの画面をタップすると、詳細をまとめた約1分間のニュース映像を視聴できる。

 dTVは、ケータイ専用放送局「BeeTV」の開局時から、フジテレビと共に「40女と90日間で結婚する方法」('10年)などのオリジナルコンテンツを8タイトル制作。今回の事業提携とニュース配信開始は、フジテレビが'15年に立ち上げたマルチデバイス向けニュースメディア「ホウドウキョク」の速報性や内容の充実度を踏まえ、実現したという。

 dTVは、NTTドコモとエイベックス通信放送による定額見放題の映像配信サービスで、500万人が加入。映画やドラマ、アニメのほか、アーティストのミュージックビデオやライブ映像、dTVオリジナル作品などを配信している。今回の「ニュース」の追加により、全17ジャンルとなる。

(中林暁)