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熊本地震の影響で、ソニーのイメージセンサー熊本工場が生産停止。再開未定

 ソニーは18日、4月14日以降に発生している熊本地震の影響を発表。デジタルカメラなどのイメージセンサーやディスプレイを生産している熊本県菊池郡の「熊本テクノロジーセンター」が、地震発生直後から18日現在まで生産活動を停止。建屋や生産装置の被害状況を確認中で、余震が続いていることもあり生産再開は未定としている。

熊本テクノロジーセンター

 また、スマートフォン向けイメージセンサーの主力工場である長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)と、4月1日から自社工場として稼働開始した大分テクノロジーセンター(大分県大分市)は、地震発生後、一部の生産装置が一時停止してたが、4月17日から順次復旧。生産を再開している。

長崎テクノロジーセンター

 鹿児島テクノロジーセンター(鹿児島県霧島市)は、地震発生後も大きな影響はなく稼働。

 また、地震発生時に各事業所内で勤務していた従業員に人的被害も無いという。ソニーでは、今回の地震による連結業績への影響について、「現在精査中」としている。

(山崎健太郎)