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JBL、プロ機の技術を使った埋込み型スピーカー「Studio 2アーキテクチュアル」
(2016/4/20 15:32)
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの天井・壁埋め込み型スピーカー「Studio 2アーキテクチュアルシリーズ」6製品を4月21日に発売する。ラインナップは、165mm径ウーファと25mm径ツイータを組み合わせた「Studio 2 6IC」が32,000円、133mm径ウーファ2基と、25mm径ツイータ1基の「Studio 2 55IW」が42,000円など。
埋込み型のスピーカー。プロ向けスピーカー「M2 マスター・レファレンス・モニター」)の技術を用いた、「ハイ・ディフィニション・イメージングウェーブガイド」技術を投入しているのが特徴。スピーカーの設置場所に関わらず、理想の音場を部屋全体に再現し、広い指向特性で耳元まで正確に音を届けられるという。
ツイーターは回転式で、角度調整が可能。リスニングポイントへダイレクトに音を届けられるという。±3dBでレベル調整も可能。ウーファの振動板にはPolyPlasを、ツイータにはCMMDを使っている。インピーダンスは全モデル8Ω。
ラインナップと価格、ユニット構成は、「Studio 2 6IC」(32,000円/165mmウーファ+25mmツイータ)、「Studio 2 6ICDT」(45,000円/165mmウーファ+19mmツイータ×2)、「Studio 2 8IC」(45,000円/203mmウーファ+25mmツイータ)、「Studio 2 6IW」(32,000円/165mmウーファ+25mmツイータ)、「Studio 2 8IW」(45,000円/203mmウーファ+25mmツイータ)、「Studio 2 55IW」(42,000円/133mmウーファ×2+25mmツイータ)。
いずれのモデルもスリムなデザインで、「スピーカーの存在をほとんど感じさせない」という。グリル全体を塗装することも可能。グリルはマグネットで固定しており、着脱も可能。
取り付けブラケットは、従来製品の多くが最大38mmまでの壁厚に対応しているが、それを約12mm~50mmまで拡大。「インストールの幅が格段に広がる」という。特別設計したメカニカル・グリップも採用し、取り付けを容易にしながら、ガタツキも抑えている。