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ニコン初のアクションカム「KeyMission 360」発売延期、高級コンデジは「未定」に

 ニコンは、同社初のアクションカメラであり、360度全方位の4K撮影ができる「KeyMission 360」の発売予定を、当初予定していた今春から、10月に延期した。「ソフトウェアの調整に時間を要しているため」だという。

ニコン初のアクションカメラ「KeyMission 360」

 同様の理由で、4月発売予定としていたCOOLPIX「A300」、「B500」は5月に、「A900」、「B700」は7月に延期。また、1型CMOS搭載で4K撮影可能なプレミアムコンパクトデジカメ「DL18-50 f/1.8-2.8」、「DL24-85 f/1.8-2.8」、「DL24-500 f/2.8-5.6」の3機種は、「画像処理用のICに重大な不具合があることが判明した」として、6月の発売予定を、発売未定に変更した。

DL18-50 f/1.8-2.8

 4月14日以降に発生した熊本地震の影響については、「レンズ交換式デジタルカメラ、交換レンズ、上記製品を含むコンパクトデジタルカメラなど広範囲にわたる当社製品の部品調達先が被災し、生産、販売への影響が出ることは避けられない状況」と説明。現在状況を精査中で、「詳細が確認でき次第、改めてお知らせする」としている。

(山崎健太郎)