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バッファロー、nasneから自動ダビングできるデュアルコアCPU搭載NAS

 バッファローは、ネットワークHDD(NAS)「リンクステーション」シリーズの新モデルとして、デュアルコアCPUを採用し、DTCP-IP対応の「LS510D」シリーズを6月上旬より発売する。価格は1TBモデルが26,000円、2TB 29,900円、3TB 38,200円、4TB 46,700円。

LS510Dシリーズ

 DNLA/DTCP-IPに対応したNASで、高速処理が可能なデュアルコアCPUを搭載。転送速度は最大約100MB/sで、ハイビジョン映像などのデータ転送を同時処理する際にも高速で安定した動作を実現するという。

 テレビ/レコーダで録画した番組をLS510Dシリーズにムーブすることで、ホームネットワーク上で共有可能。対応するスマホやタブレット端末、PC、ゲーム機などから番組再生ができる。対応OSは、パソコンがWindows 7/8.1/10とMac OS X 10.7以降。スマホ/タブレットはiOS 7.0以降、Android 4.1以降。

 手持ちのnasneを登録すると、nasneに録画した番組を定期的にチェックして、新しく録画された番組を自動ダビングする機能を備える。さらに、ネットワーク内の録画対応機器を検索し、ダビング/ムーブ機能が付いていない機器(nasneなどのダウンロード型ムーブ対応機器)から録画番組をダビング/ムーブすることもできるという。動作確認済みの機種については同社サイトで案内している。

側面
背面

 そのほか、iTunesサーバー機能を搭載。NASに保存した音楽ファイル(フォーマット:MP3/M4A/M4P)を、LANに接続されたパソコンのiTunesが自動認識して再生できる。最大3台のパソコンからの再生とiPodへの楽曲転送にも対応。対応バージョンはiTunes 10.0.1以降。

 外出先からPCやスマホ/タブレットを使い、インターネット経由で宅内のLS510Dシリーズにアクセスできる「WebAccess」に対応。NASに保存したデータにをどこからでもアクセス・操作ができる。

 背面にUSB 3.0ポートを1基搭載し、USB HDDなどを接続して容量追加やバックアップが行なえる。なお、テレビの録画先・ムーブ先としての利用はできない。外形寸法は45×205×127.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。最大消費電力は48W。LANケーブル(2m)やACアダプタが付属する。

 このほか、内部にHDDを2台搭載し、RAID 1/0やユーザーによるHDD交換にも対応する「LS520D」シリーズも同時に発売。容量は2/4/6/8TBで、価格は42,500円~80,900円。

「LS520D」シリーズ
ユーザーによるHDD交換が可能

(庄司亮一)