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LG、4K有機ELテレビのDolby Vision対応モデル「E6P」を5月27日発売。曲面型も

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELテレビ「LG OLED TV」2シリーズ3モデルの発売日を決定した。ハイエンドシリーズ「OLED E6P」の55型「65E6P」と、55型「55E6P」、曲面型の「OLED C6P」の55型「55C6P」を5月27日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65E6Pが90万円前後、55E6Pが70万円前後、55C6Pが47万円前後。

65E6P

 4月13日に発表した新モデルで、5月下旬より順次発売予定としていた。上記2シリーズ以外にも、スタンダードな「B6P」シリーズを今夏に発売予定で、同シリーズの価格や仕様は改めて発表される。

 E6P/C6Pに共通する仕様として、解像度3,840×2,160ドット、自発光の有機ELデバイスを搭載。ハイダイナミックレンジ映像の「HDR」に対応し、ハリウッド・スタジオなどで支持されるHDR技術「ドルビービジョン(Dolby Vision)」にも対応。HDRを推進するUHD Allianceの「Ultra HD Premium」ロゴも取得している。

 最上位で平面デザインの「E6P」は、前面の3mmのガラス製バックカバーの上に、2.57mmの極薄パネルを一体化。左右と上下のフレーム幅はいずれも1mm(ガラス部分を除いたオフベゼルの幅)。曲面モデルの「C6P」は最薄部が奥行き5mmで、「有機ELだからこそ実現したスリムデザイン」としている。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタル×2で、別売USB HDDへの録画に対応。映像配信サービスのNetflixに対応し、E6PとC6PはNetflixをスムーズに視聴できるという「Netflix Recommended TV」に認証されている。いずれも、OSはweb OS 3.0。EthernetとWi-Fiを搭載し、対応スマートフォンなどとのWi-Fi Direct接続も可能。

曲面モデルの「55C6P」(右)

(中林暁)