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オンキヨーのハイレゾプレーヤー「DP-X1」に、和太鼓の「鼓童」コラボモデル

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、オンキヨーブランドのハイレゾ対応/Android搭載ポータブルオーディオプレーヤー「DP-X1」と、イヤフォン「E700MB」、「E200B」において、太鼓芸能集団「鼓童」とのコラボレーションモデルを製品化。6月下旬より順次発売する。価格は、DP-X1が74,800円、E700MBが14,800円、E200Bが4,980円。

DP-X1の「鼓童」コラボモデル

 DP-X1とE700MBのコラボモデルは、通販サイト「鼓童オンラインストア」での予約販売となり、予約期間は5月28日~7月3日。8月より順次発送する。E200Bは、鼓童オンラインストアと、鼓童による全国公演会場で、6月下旬に発売する。

 DP-X1とE700MBは、今年創立35周年を迎える太鼓芸能集団「鼓童」の記念モデルとして発売。鼓童の力強い躍動感と和太鼓をモチーフにした“巴印”をレーザー彫刻し、オリジナルパッケージに収める。さらに、DP-X1には未発表音源1曲と鼓童オリジナル壁紙が同梱。収録音源は、1985年に「鼓童十二月公演」(新宿・シアターアプル)で、アナログ・オープンリールに録音した「大太鼓」(藤本吉利)をハイレゾ音源に変換したもの。

 DP-X1は、DSD 11.2MHz、FLAC/WAV 384kHz/24bitのハイレゾ再生が可能なポータブルオーディオプレーヤー。DACから出力端子までフルバランス回路設計で、ヘッドフォン出力はステレオミニのアンバランス(ライン出力モード対応)と2.5mmバランスの2系統を装備する。オンキヨーが単品アンプに搭載している「Active control GND」駆動によりグランドを安定化するモードも利用可能。OSはAndroid 5.1.1で、Google Playからのアプリダウンロードが可能。。Wi-Fi/Bluetoothを搭載する。

DP-X1コラボモデルのパッケージ
カバーケースにも「巴印」

 E700MBは、セミオープンタイプのハイレゾ対応イヤフォン。強磁力希土類マグネットを備えた13.5mm径ドライバーを搭載する。本体の共振を防ぐため、軽量なアルミハウジングを採用。ノズルはオーバル(楕円)型。再生周波数帯域は6Hz~40kHz。出力音圧レベルは108dB、インピーダンスは32Ω。1.2mのツイストケーブルを採用し、通話切替え機能付きのコントロールマイクを備える。イヤーピースは、シリコン製と、フィット感/遮音性の高いComply製を同梱。

E700MBのコラボモデル
パッケージ(E700MB)

 E200Bもセミオープン型のイヤフォンで、ハイレゾには非対応だが「バランスの取れたコンパクトモデル」としている。強磁力希土類マグネット搭載の8.6mm径ユニットを搭載する。ハウジングはアルミ製で、ノズルはオーバル型。再生周波数帯域は8Hz~24kHz。出力音圧レベルは107dB、インピーダンスは16Ω。重量は12g。1.2mのツイストケーブルで、マイクリモコンは搭載しない。

E200Bのコラボモデル
パッケージ(E200)

 鼓童は1981年に結成され、ベルリン芸術祭でデビュー。太鼓芸能を現代的な舞台芸術などに取り入れ、これまで48の国と地域を訪れ、ワールドミュージック、クラシック、ジャズ、ロック、ダンスパフォーマンスなど様々なジャンルのアーティストと共演。2012年には、芸術監督に歌舞伎俳優の坂東玉三郎を迎えた。

(中林暁)