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オーテク、最上位MCカートリッジ「AT-ART1000」を7月国内発売。約60万円

 オーディオテクニカは、MCカートリッジのフラグシップモデル「AT-ART1000」の日本での発売を決定した。販売店を限定し、7月ごろの発売を予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60万円前後。

AT-ART1000

 ドイツで現地時間5月5日~8日に開催されたオーディオショー「HIGH END 2016」で初披露した、同社MCカートリッジのフラッグシップ機。「創業から54年、カートリッジを作り続けてきた当社の技術を結集した。理論上、誰もが理想的であると考えながらも、緻密な生産技術を求められるがゆえ、量産は不可能とされてきた画期的な構造に挑戦し、長年にわたり培ってきたアナログ技術を駆使して製品化した」としている。

 AT-ART1000は、発電コイルをスタイラスチップの真上に配置する、独自のダイレクトパワー方式を採用。発電コイルをカンチレバーの根元に配置する従来方式と比べ、カンチレバーの長さや材質に起因する音質への影響を抑制。音の細部まで描写し、忠実度の高い再生を実現したという。

 同社MCカートリッジは全て国内で開発/生産されており、「AT-ART1000」も日本国内でハンドメイドする「MADE IN JAPANモデル」となっている。

 ボディはチタン製。周波数特性は15Hz~30kHz、出力電圧は0.2mV(1kHz、5cm/sec.)。チャンネルセパレーションは30dB(1kHz)。

「HIGH END 2016」のオーディオテクニカブースでの展示

(中林暁)