注目ブルーレイピックアップ

　ガンダム史上初めて、三世代に渡る壮大なドラマを描き出す『機動戦士ガンダムAGE』。企画協力としてレベルファイブが参加し、従来のガンダムとは異なる独特なテイストを盛り込んだことで話題となっている。第1巻には、第1話「救世主ガンダム」と、第2話「AGEの力」を収録。初回映像特典としてオーディオコメンタリーを収録するほか、特典CDも封入。またインナージャケットは千葉道徳、大塚健による新規描き下ろしとなり、メカニックデザインの海老川兼武による描き下ろしスリーブも付属する。

　A.G.115年、宇宙に人類が進出してから数百年が経過した、未来の地球圏。正体不明の敵性体であるUE(アンノウン･エネミー)に故郷オーヴァンを滅ぼされ、孤児となったフリットはノーラの連邦軍基地アリンストンで育てられていた。フリットはUEへの反撃のために、母親から託されたAGEデバイスの中の設計図を元にモビルスーツ「ガンダム」を建造。しかし、ついにノーラにもUEのモビルスーツ型機体が襲撃してくる。UEの攻撃を受けて崩壊していくノーラ。司令官ブルーザーは住民たちの避難を急ぎ、副司令グルーデックは新造船艦ディーヴァを発進させる。フリットもまた、ノーラの人々を救うために自らの手でガンダムを起動。だが逃げ遅れた少女を救って宇宙に飛び出したフリットの前に現れたのは……。

　テレビシリーズ『LOST』で注目され、『M:I:III』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』を手がけたJ･J･エイブラムス監督。彼によって世界観がリニューアルされた『スター･トレック』シリーズ第11作目のBDが、プライスダウンしての発売となる。本作はBD-Live規格(英語)に対応し、映像特典としてエイブラムスらによる音声解説を収録。また、同日には劇場版『新スター・トレック』シリーズの第1作から完結編までの全10作をそれぞれ収めた単品BDや、同シリーズの傑作エピソード3作を収めたBDも併せて発売される。

　自らの命と引き換えに、宇宙艦に同乗する800人の命を救った艦隊士官を父に持つ、ジェームズ・T・カーク。酒とケンカに溺れる荒れた日々を送っていた彼は、ある日の騒ぎを境に、偉大な父親の名に恥じない道を行くことを決意して宇宙艦隊アカデミーに入隊。一士官候補生としてU.S.S.エンタープライズ号に乗船するカークだが、宇宙へ出航した艦隊の前に、父を殉職へと追いやったロミュラン人の巨大宇宙艦が出現。高度な戦闘力を駆使するロミュラン人に圧倒される艦隊は壊滅的な被害を受けてしまう。惑星連邦に異常な憎しみを燃やすロミュラン人の目的とは一体……!?

　工事中の橋に乗り込んでしまったチャーターバスには、会社の慰安旅行で移動するサムや同僚、上司らが乗っていた。突如、橋が崩れ落ちて皆が悲惨な死の運命に引きずり込まれる「予知夢」の中で、自らの悲惨な死に様まで見て、はっと我に返るサム。安心したのも束の間、なんと彼らの身に予知夢と全く同じ事態が起きてしまう。吊り橋は瞬く間に多くの人の命を巻き込む「デッドブリッジ」と化すが、すんでのところでサムは恋人モリーを連れ橋から避難、サムの予見を信じた8人も生き残る。だが、犠牲者の葬儀に現れた謎の男に、彼らはこう宣告される――「死神は決してだまされない」と。

　彼らは、そこで死ぬ運命だった。サムが見た予知夢どおりの順番で生き残った人々に襲いかかるのは、平和で安全なはずの生活に潜む、全く予測できない「死のトラップ」。恐怖におびえる彼らの前に再び謎の男が現れ、定められた死から逃れる方法はひとつだけあると告げ……。

　死の運命から逃れようとする人間たちの群像劇を描いて、全米ヒットを記録する『ファイナル･デスティネーション』シリーズ作品の第5弾。約33分の映像特典として「キャスト&スタッフが語るシリーズ第5弾」、未公開映像の「<死>の別テイク集」、「視覚効果ビフォア & アフター映像」2編が収録され、また初回限定特典としてデジタル･コピーや特製ブックレットが付属する。

　中年スチュワーデスが武器密売人と警察を向こうに回して一獲千金の大博打に打って出る、'97年公開の犯罪アクションドラマ。手の込んだプロットで犯罪や暴力の姿を描き出し、自身の作品に俳優として出演も行なうクエンティン･タランティーノ監督が、敬愛する作家エルモア・レナードの小説『ラム・パンチ』を映像化。サミュエル･L･ジャクソン、ロバート･デ･ニーロ、マイケル･キートン、ブリジット･フォンダなど、ハリウッドのビッグスターが軒並み出演し、作品として高い評価を受けた。

　また同日には、アカデミー賞など多数の賞を受賞した、タランティーノ監督による'94年公開の映画『パルプ・フィクション』のBDも発売される。

　メキシコの航空会社に勤める中年スチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、生活苦のため武器密売人オデール・ロビーの運び屋を兼業していた。 ある時、ジャッキーはオデールを追っていた連邦保安官のレイ・ニコレットに逮捕されてしまう。保釈屋マックス・チェリーによって抜け出しに成功したジャッキーは、今の生活に見切りをつけ、すべてを清算する一攫千金の計画を練り始める。セクシーな客室乗務員ジャッキー、街のタフな武器密売人オデール、孤独な保釈屋マックス、狡猾な前科者ルイス・ガーラ、野心に燃える連邦保安官レイ、“飛んでる”サーファーガールのメラニー……その誰もが狙う、1万ドルの「現ナマ」。誰が誰を騙すのか、そして一体誰が夢の1万ドルを手に入れるのか!?

　ミステリー作家で札幌在住の東直己による、ススキノ探偵シリーズ第2作「バーにかかってきた電話」を大泉洋の主演で映画化。監督は「相棒」シリーズなどを手掛ける橋本一。特典映像は2枚のDVDに分けて収録され、ボーナスディスク1には「『探偵は現場にいる』/大泉洋 in 『探偵はBARにいる』」を、ボーナスディスク2には「キャスト&スタッフインタビュー」、完成披露舞台挨拶などの「イベント映像」や「ポスターギャラリー」などを収める。また、初回限定の特製アウターケースや、封入特典の「紙マッチ型ポストイット」が付属する。なお本作のヒットを受け、公開から1週間後にシリーズ第2作の制作が決定している。

　舞台は札幌の繁華街「ススキノ」。この街の裏も表も知り尽くした探偵の「俺」は、いつも行きつけのBAR「ケラーオオハタ」で相棒兼運転手の高田と酒を飲み、オセロに興じている。携帯電話を持たず、バーの黒電話で依頼を受けている「俺」の元にある日、“コンドウキョウコ”と名乗る女から奇妙な依頼の話が舞い込む。安請け合いした「俺」だったが、なんと翌日には拉致されて雪に埋められ、半殺しの憂き目に。その怒りの冷めやらぬうちにまたも“コンドウキョウコ”から電話が!自力での報復に動き出した「俺」と高田は、沙織という謎の美女と大物実業家・霧島の存在や、4つの殺人事件とぶつかり、事態の核心に触れていくのだった……。