年末特別企画

2015年AV関連10大ニュース結果発表

太陽誘電等の光ディスク撤退や東芝問題、UHD BD

今回は435人の方から投票を頂きました。ご協力ありがとうございました。

アンケート実施期間:2015年12月17日~12月24日

※複数回答の設問があるため、回答結果を合わせると100%・総投票人数を超える場合があります

順位項目得票率(%)得票数
1太陽誘電が光ディスク撤退。TDK/イメーションもBD/DVD/CD終息29.4128
2東芝、不適切会計問題で歴代社長が辞任。PCやテレビの構造改革へ26.9117
34K/HDR対応のBD新規格「Ultra HD Blu-ray」策定25.3110
4Amazonプライムビデオスタート。Fire TV/TV Stickも発売21.694
5定額制音楽配信が続々スタート。Apple Music、AWA、LINE MUSIC、Googleなど21.493
6Netflixが日本参入。定額制映像配信(SVOD)が拡大19.585
7Windows 10登場。UIやリリース方法も一新18.480
8スター・ウォーズ新作「フォースの覚醒」が劇場公開15.969
92万円のウォークマンやスマホ、ミニコンポなど、ハイレゾ対応機器の普及進む14.764
104K映像配信が拡大。NetflixやひかりTV、dTVなど1461

光ディスク事業撤退がトップ。東芝問題やUHD BD、定額制映像/音楽配信

 2015年の話題で最も多くの票を集めたのは、太陽誘電やイメーションの光ディスク事業撤退で、全体の29.4%にあたる128票となった。いずれも12月末をもって記録製品の販売を終了する。なお、イメーションはTDK Life on RecordやImationブランドで展開していたオーディオ機器、アクセサリ製品事業からも撤退する(一部欧州地区を除く)。

 2位は、東芝の不適切会計問題を受けた歴代社長の辞任と、テレビ、PC、家電の各事業の構造改革で26.9%(117票)だった。テレビは国内で自社開発と販売を継続するが、PC、家電については他社との事業再編も検討されている。読者のコメントでは東芝REGZAシリーズの今後を心配する声も届いている。

 3位は、4K/HDR映像に対応する次世代BDとして仕様策定された「Ultra HD Blu-ray」が25.3%(110票)でランクイン。パナソニックから発売された世界初のUHD BD再生対応DIGA「DMR-UBZ1」は17位に入った。

 4位は、Amazonプライム会員が利用できる定額制動画配信サービス「Amazonプライムビデオ」スタートとFire TV/TV Stick発売。動画配信関連の話題では、Netflixの日本参入など定額制映像配信サービスの拡大が6位、NetflixとひかりTV、dTVで始まった4K映像配信が10位に、それぞれ入っている。

 5位は、Apple Music、AWA、LINE MUSICなどの定額制音楽配信サービス。7位はWindows 10のリリース、8位はスター・ウォーズ新作「フォースの覚醒」の劇場公開。9位は、2万円台のウォークマンをはじめ、スマホやミニコンポなどハイレゾ対応機器の普及だった。

 11位以下では、社会的に大きな話題となったドローン/マルチコプターや、Dolby Atmos対応のAVアンプやBDソフトの増加、ソニーのベータカセットが来年3月出荷終了、などの話題が入っている。

順位項目得票率(%)得票数
11ドローン/マルチコプターが大きな話題に。12月からは改正航空法で規制も13.358
12シャープ経営体制一新も苦戦続く。液晶事業などが課題に12.253
13Dolby Atmos対応のAVアンプが各社から。BDも多数発売11.550
14映像の次の進化として「HDR」へ注目高まる。テレビや配信で対応進む1148
15ベータカセット出荷が'16年3月で終了。40年の歴史に幕10.646
16オンキヨーやパイオニア、ティアックなどハイレゾプレーヤー参入10.345
17Ultra HD Blu-ray再生対応機登場。パナソニック「DMR-UBZ1」10.144
18世界初の商用4K放送「スカパー! 4K」スタート9.441
19ソニーから「高音質microSDカード」が登場し、話題に8.738
20ワイドFMがスタート。AM放送をFM波で8.537
214Kテレビが各社から発売。モダンOS採用や低価格化も8.336
22アナログレコード人気を受け、プレーヤーも多数登場835
23iPhone 6s/6s Plus。A9プロセッサ搭載で4K撮影や3D Touch対応7.834
24民放共同の見逃し配信「TVer」がスタート。100万ダウンロード7.633
24ソニーがAndroid TVを全面採用。4K BRAVIAなど7.633
24LGが4K有機ELテレビを日本発売。液晶の“次”を訴求7.633
27DSD 11.2MHz楽曲配信開始。対応USB DACやプレーヤーも続々6.930
27約50万円のハイレゾプレーヤー「AK380」発売6.930
27PC向け4Kディスプレイが増加、低価格化も進む6.930
30ポータブルオーディオでバランス駆動やグランド分離接続がトピックに6.729
31徐々に見えてきた4K/8K放送。'16年に8K試験放送、BS/CS左旋活用へ626
31'16年のPlayStation VR、Oculus発売に向け、VRの注目高まる626
33Apple Watch発売。時計から音楽アプリやカメラを操作5.725
34iPod touchが約3年ぶりに一新。第6世代はA8チップ搭載で128GBも4.821
35高級イヤフォンのユニットに変化。ハイブリッドや新素材など4.620
35スマホ向け放送「NOTTV」終了決定。'12年4月スタートからわずか4年4.620
37東芝、HDR/4Kに向けて一新した「REGZA Z20X」シリーズ4.419
38B&Wの新スピーカー「B&W 800 D3シリーズ」発表4.118
38初の4K液晶スマホ「Xperia Z5 Premium」4.118
40パナソニックからFirefox OS搭載テレビ。「JAPAN PREMIUM」のVIERAなど3.917
418K相当のシャープ液晶TV「AQUOS 4K NEXT」発売3.716
42ソニーが作る本気のコンパクトオーディオ「CAS-1」発売3.214
42カスタムイヤフォンに、オンキヨーやJust earが参入3.214
44Shureがポータブルなコンデンサ型イヤフォン「KSE1500」発表313
45ポータブル/ホームオーディオで、「AK4490」など旭化成DAC採用増加2.511
46新Apple TV発売。アプリ追加や音声操作が可能に2.19
47「ケーブル4K」スタート。CATVでも4K放送1.88
47YouTubeが360度動画対応。THETAやKodakの新型カメラも1.88
49映像配信の差別化は、オリジナルコンテンツ/先行配信が鍵に1.67
50スタミナ再生重視の新ハイレゾウォークマン「NW-ZX100」。約7万円1.46

コメントの紹介

 お寄せ頂いたコメントの一部を紹介します。

コメント

・東芝の問題。自分も使っているREGZAがどうなってしまうのか心配

・シャープや東芝の赤字に対してソニーのテレビ事業黒字化

・パナが有機EL TVを欧州市場に投入。日本でも販売して欲しい

・LGの4K有機ELテレビの日本発売

・HDRは間違いなく4K以上に見た目のインパクトが大きい技術。来年以降に期待

・Ultra HD Blu-rayに対応したゲーム機(もちろん4K出力)が出たら購入したい

・Ultra HD Blu-rayが登場したが 本当に普及が進むのか心配。3Dの二の舞いにならなければ良いが

・JVCとソニーから2年ぶりに4Kプロジェクタが販売されたこと。エプソンからレーザープロジェクタが発売されたこと

・エプソンの4K相当のプロジェクタ登場。もう少し安価に購入できる4Kプロジェクタの登場が待ち遠しい

・ハイレゾ対応製品の購入が増えた

・はるか彼方の銀河系のことのように感じていたハイレゾや4Kが、手の届きそうなずいぶんと身近なところまで来たな、という印象の一年だった

・Apple Musicは自分の音楽の聞き方を根本から変えてしまった。素晴らしいプレイリストで新たな音楽との出会いが数多くあった

・今日(12月24日)からザ・ビートルズの定額制音楽配信がスタートしたこと。 かなり満足度があがった

・ポタアンの概念を覆すポタアン、Mojoの登場

・円安の影響による高級イヤフォン/ヘッドフォンの価格上昇。購入を踏みとどまってしまった

・今年もっとも注目していたニュースはDolby Atmosの本格的な対応。加えてDTS:Xの普及により、ホームシアターの映画鑑賞が飛躍的に向上すると期待している

・ラジオをよく聴く自分にとってワイドFM開局は重大ニュース。ハイレゾの進化とアナログ盤が活気づいているというのが対照的で面白かった

・ベータマックスのテープ製造完全終了。It's a SONY.の時代が終わった

・今年は太陽誘電の撤退報道や、シャープや東芝の報道など一時代が終焉。それとは別に、定額音楽配信や4K放送の拡充など、新たな歴史の始まりと想いが交錯した年だったと感じた

(AV Watch編集部)