ソニー、4倍速録音などMDLP対応機器2機種

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　ソニー株式会社は、システムコンポpepzシリーズ「CMT-J100」と、CD/MD一体型デッキ「MXD-D40」を3月21日発売する。価格は両機種ともオープンプライスで、店頭予想価格は「CMT-J100」が5万円前後、「MXD-D40」は6万円前後の見込み。

　両機種ともMDLP機能を搭載し、CDからMDへのダビングを「MXD-D40」は最大4倍速（MDLP時2倍速）、「CMT-J100」は倍速で行なえる。なお、「HCMS（ハイスピードコピーマネジメントシステム）」の働きにより、高速録音開始時から74分以内に同じ曲を再度録音することはできない。

　別売のパソコン接続キット「PCLK-MN10A」（対応OS Windows 2000/Me/98/98SE、標準価格：15,000円）を使うことでPCでのMD編集やPCからMDへの録音も可能。MD等倍速時に録音済みMDの音声レベルを調整できる「SFエディット」機能も使用できる。

　さらに「MXD-D40」は音楽データの再分析とビット量の再配分を行うATRAC用「TYPE-R」DSPを搭載し、高音質化をはかっている（MDLP/高速録音時は不可）。

「CMT-J100」

• スピーカー：2ウェイバスレフ方式、実用最大出力35W
  
• カセットデッキ：シングルリバース
  
• MD部D/A、A/Dコンバータ：ハイブリッドパルスD/Aコンバータ、24bitΔΣ
  
• CD部D/Aコンバータ：ハイブリッドD/Aコンバータ
  
• AM/FMチューナ
  
• 外形寸法：本体190×355×252mm（幅×奥行き×高さ）　スピーカー150×345×252mm（幅×奥行き×高さ）×2
  
• 重量：本体6.8kg、スピーカー3kg×2
  

• 入力端子：光デジタル×１、アナログ×１
  
• 出力端子：アナログ×１、ヘッドフォン×１
  
• MD部サンプリング周波数：44.1kHz
  
• CD部D/Aコンバータ：ハイブリッドD/Aコンバータ
• 外形寸法：430×290×120mm（幅×奥行き×高さ）
  
• 重量：約4.7kg
  

(2001年2月8日)

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