松下、「パナソニック ハリウッド研究所」を設立

　松下電器産業株式会社4日, 米国ハリウッドに研究開発拠点「パナソニック ハリウッド研究所」を設立したことを発表した。

　同研究所では、主にデジタルでの映像圧縮、映像/音楽配信に関しての研究/開発が行なわれる。

　HD-DVD、デジタル放送、デジタルシネマなどのHD映像や、W-CDMAなどの移動体、ブロードバンドネットワークでの映像/音楽配信に向け、伝送/記録フォーマット、伝送方式、流通方式、プロテクト、圧縮などが主な研究開発対象となっている。

　発表会では研究開発テーマの例としてデジタルシネマ用HD圧縮技術や、HD-DVD用MPEG-2/4圧縮、ブロードバンド用MPEG-4などの研究開発が挙げられていた。

　また、ハリウッドの各映画スタジオ関係者と自由に交流することを目的に、「デジタル画質評価ラボ」を設置。HD用映像圧縮、ブロードバンド用映像圧縮などの技術について各映画スタジオとの円滑な交流を推進していくという。

• 英文名：Panasonic Hollywood Laboratory（ＰＨＬ）
• 設立日：2001年4月1日
• 所在地：米国カリフォルニア州ユニバーサル市 ユニバーサル構内
• 責任者：小塚雅之
• 人員：11名

(2001年4月4日)

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