松下、4型液晶やアナログメーターを採用した2DINレシーバ2機種

CG-VX7700D

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　松下通信工業株式会社は、カーオーディオ用の2DIN CD/MDレシーバ2種類を4月10日に発売する。4型カラーパネルを搭載した「CG-VX7700D」と、前面パネルにアナログメーターを採用した「CQ-VX5500D」の2機種で、価格はG-VX7700Dが128,000円、CQ-VX5500Dが105,000円。なお、1DINのCDレシーバ「CQ-RX3000D」も4月20日に発売される。価格は24,800円。

●CQ-VX7700D
　カーオーディオの表示部に初めて4型カラー液晶パネルを採用した2DINのCD/MD/DSPレシーバ。CD-R/RWにも対応している。表示部には専用の画像処理LSIを搭載し、23種類の写真データをバックにスペアナ表示させる「マルチレイヤー機能」を実現。立体感ある表示が可能になっている。さらにアニメーションやアイコンを多用し、「音楽情報を伝えるだけでなく、車室内の楽しさも演出する」(同社)としている。同社ではこのディスプレイを「BIG=Beat Impact Graphic」と呼称している。

　出力は45W×4ch。入力された信号は24bitで処理された後、DSPで音質・ボリュームの調整が行なわれる。また、ノイズ源となりやすいDSPを基板から独立させ、さらにシールドケースで遮蔽している。本体にはジョイスティックリモコンが付属する。

CG-VX5500D

●CQ-VX5500D
　高級オーディオに採用されている2連アナログメーターを前面パネルに装備したCD/MDレシーバー。CD-R/RWメディアにも対応している。メーターはL/Rチャンネルのパワー(ボリューム)、またはレベルに連動させることができる。フェイス部左右の操作ダイヤルにはアルミ削り出し素材を採用。

　出力は45W×4ch。L/Rチャンネルに独立した竹コンデンサを採用し、「振動に強く、低ノイズ・ハイレスポンスの高音質再生を実現した」(同社)という。また、ノイズの発生源になるDSP部を搭載しないなど、音質にこだわった設計となっている。

　ダイヤル、ボタン、アナログメーターは、照明のON/OFFが可能で、センターの液晶ディスプレイはコントラストを5段階で調節できる。また、ジョイスティックリモコンが付属している。

●CQ-RX3000D
　45W×4chのアンプを搭載した1DIN CDレシーバ。CD-R/RWにも対応している。フェイス部は、盗難防止に効果のあるデタッチャブル(着脱)式となっている。

【主な仕様】

		CQ-VX7700D	CQ-VX5500D	CQ-RX3000D
共通部	電源電圧	DC12V(11V-16V) マイナスアース(試験電圧14.4V)
	消費電流	8.5A(CD動作定格出力時)
	定格出力	16W×4CH(1kHz, 1%, 4Ω)
	最大出力	45W×4CH
	スピーカーインピーダンス	4Ω
	入力インピーダンス	10kΩ(AUX IN)		－
	入力感度	2 Vrms(AUX IN)		－
	出力インピーダンス	600Ω		－
	外形寸法(幅×奥行き×高さ)	178×160×100mm		178×150×50mm
	重量	2.9kg	2.4kg	1.5kg
表示部	画面寸法	80.5×60.6mm	－	－
	画素数	112,320画素(480×234ドット)	－	－
	表示方式	透過型カラーフィルター方式	－	－
DSP部	チャンネル数	入力2チャンネル 出力5チャンネル	－	－
	スペースモード	7種類	－	－
	イコライザー可変範囲	-12dB～+12dB(13段階)	－	－
FMチューナ部	受信周波数	76.0MHz～89.9MHz
	実用感度(S/N 30dB)	12dBf
	S/N 比(MONO)	60dB
AMチューナ部	受信周波数	522kHz～1,629kHz
	実用感度(S/N 20dB)：	25dB/μV
CDプレーヤー部	周波数特性	5Hz～20kHz		20Hz～20kHz
MDプレーヤー部	周波数特性	5Hz～20kHz		－

□松下通信工業のホームページ
http://www.mci.panasonic.co.jp/
□ニュースリリース(松下電器産業)
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010404-2/jn010404-2.html

(2001年4月4日)

[orimoto@impress.co.jp]