日本TI、消費電力を50%低減したMPEG-4対応DSPモジュール


4月4日発表

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 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社は、MPEG-4などの動画圧縮に対応する画像処理用DSPモジュール「TMS320DSC24(DSC24)」を開発した。4月4日よりサンプル出荷が開始され、量産開始は2001年第3四半期になる見込み。単価は10万個受注時で25ドル以下になる予定で、評価用モジュールの供給も行なわれる。

 「DSC24」は、MPEG-4、MPEG-1、MP3、JPEGなどに対応するDSPで、ヒューレット・パッカードやコダックなどのデジタルカメラで採用されている「DSC21」の後継モジュールとなる。主な違いは、同社の省電力DSP「TMS320C5000」を採用し、消費電力を「DSC21」より半減させたこと。同社では、PDA、携帯型イメージング・インターネット端末、DV、デジタルカメラ、デジタル・エンターテイメント・メディア・センター(DVD/CDプレーヤーとWebTVの機能を1つにまとめた機器)などを主なアプリケーションとして想定している。

 画像データを320×240ドットの解像度でリアルタイムに符号化/復元化することが可能。対応フォーマットはMPEG-4、MPEG-1、MP3、AAC、JPEG、MotionJPEG、H.263などで、開発用のソフトウェアモジュールが同社から提供される。また、同社のBluetooth対応のワイヤレス相互接続ソリューションと連携することもできる。

□日本テキサス・インスツルメンツのホームページ
http://www.tij.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.tij.co.jp/jsc/docs/news/scj0124.htm

(2001年4月4日)

[orimoto@impress.co.jp]

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