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標準価格:「CX-260」380,000円
連絡先:代表
「CX-260」は4月下旬の発売で、価格は380,000円。「PX-600」は5月初旬の発売で、価格は550,000円。両機種を接続することで、2/6chに対応するセパレート型アンプとなる。同社では「ショーでの反響に応えられるように長時間視聴を繰り返し、オーディオとビジュアルとの真の融合を目指し完成した本格的セパレートアンプ。長年に渡って蓄積してきたピュア・オーディオの技術と感性、音に対するこだわりとノウハウのすべてを投入した」としている。 ■マルチチャンネル・コントロールセンター「CX-260」
ラインアンプの基本回路には、特性/音質で実績のある「カレント・フィードバック増幅回路」を採用。6chをそれぞれ独立させたディスクリートで構成している。2ch演奏時は6系統のラインアンプ回路を「3パラレル×2」で動作させる新設計の「MCS(Multiple Circuit Summing-up)」回路を搭載して高音質化を図っている。また、専用のヘッドフォンアンプ回路も内蔵する。 電源部は、左右独立電源トランスで構成。また、各chのアンプに左右独立した広帯域低インピーダンス電源を供給するなど、電源からの干渉による音質の変化に配慮している。 入力の切り替えには、電子的にリレーをコントロールする「ロジック・リレーコントロール信号切替回路」を使用。リレーは、通信工業用の密閉型を採用する。 ボリュームは、ひずみ率の小さい抵抗体を使用した6連の高音質タイプを採用。クラッチ付き小型モーターが組み合わせられているので、リモコンでの操作も可能。また、トーンコントロールには「加算型アクティブ・フィルター方式」を採用している。 なお、「CX-260」ではデジタル入力、アナログレコード入力などは、オプションボードを増設することで対応する。 デジタル入力ボード、「DAC-100」(50,000円)は、同軸/光デジタル入力端子を装備。MDS(マルチプルΔΣ)方式のD/Aコンバータを搭載し、32~96kHz/24bitのデジタル信号に対応する。 アナログレコードに対応するアナログディスク入力ボード「AD-10(50,000円)」は、ゲインを2種類から選択できるイコライザーを搭載。MM型カートリッジ用ポジションは、入力インピーダンス47kΩ、ゲイン36dB。MC型カートリッジ用ポジションは入力インピーダンス10/30/100Ω切替、ゲイン62dBとなっている。 また、一般的なアナログ入力を増設するライン入力ボード、「LINE-10(8,000円)」も用意されている。 【主な仕様】
■6chパワーアンプ「PX-600」
各chの回路方式には「カレント・フィードバック増幅方式」を採用して出力信号を増幅。出力段にはコレクタ損失150W、コレクタ電流15Aのトランジスタを使用し、パラレル・プッシュブルで構成することで低インピーダンス化を図っている。 これらをアルミダイキャスト製のヒートシンクに取り付けることで効率的な放熱処理を行ない、6ch駆動時で150W×6ch(4Ω)/100W×6ch(8Ω)、2ch駆動時で220W×2ch(4Ω)、130W×2ch(8Ω)の出力を実現している。また、ブリッジ接続時の出力は320W×3ch(6Ω)、300W×3ch(8Ω)となっている。 電源部には700VAのトロイダル型電源トランスを採用し、熱伝導、防振効果の高い充填剤を用いてケースに固着。外部への影響を断っている。また、フィルタ用アルミ電解コンデンサは、容量47,000μFのものを2個搭載して余裕を持たせているという。 外部誘導雑音に対処するため、バランス入力に対応。スピーカー端子は、真鍮無垢材を削りだして金プレート化し、絶縁用のモールドキャップを被膜。極太ケーブルにも対応できる大型のものを採用している。また、フロントパネルには3個のアナログメータを装備している。 【主な仕様】
□アキュフェーズのホームページ (2001年4月11日)
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