ビクター、スリムな「DDスピーカー」採用のコンパクトコンポ


5月21日発売

標準価格:93,000円

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 日本ビクター株式会社は、同社が1月31日に技術発表した「DDスピーカー」を採用したコンパクトコンポーネントシステム「FS-SD1000-S」(愛称:aosis/アオシス)を5月21日に発売する。価格は93,000円。

 「aosis」は、スピーカー、アンプ内蔵サブウーファ、センターユニットで構成。メインユニットにはCD-R/RWの再生に対応したCDプレーヤーとAM/FMチューナを搭載している。また、サブウーファは60Wのアンプを内蔵し、エッジワイズ8層巻きボイスコイルを採用した17cmウーファユニットを用いている。

音場イメージ図
 スピーカーに採用されている「DDスピーカー」は、「スピーカーの存在を感じさせない自然な音場と、明快な音像定位を実現した」(同社)というユニット。振動板全体を駆動するダイレクトドライブ方式とスリムな形状を採用したことにより、 90°方向の10kHzで-4.5dBというほぼ360°の指向特性を持つという。

 また、コンピュータシュミレーション解析により同社が開発した凹凸形状の「高強度ポリエーテルイミド振動板」採用。これにより可聴帯域を超える90Hz~30kHzの再生周波数帯域と、分割振動を抑えた明快な音像定位を実現したとしている。

 本製品では、この「DDスピーカー」ユニットを、アルミ押出し材を採用したキャビネットに収納。内部定在波を抑え自然な音圧バランスになったという。

 同社では、本製品に関して「新開発・薄型スリムの『DDスピーカー』商品化第一弾として、外観からは想像もできない自然な音場と明快な音像定位を実現し、次世代のオーディオシステムの新たな楽しみ方を提案する」としている。

【主な仕様】

センターユニット

  • 外形寸法:300×215×75mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約3.0kg
  • 実用最大出力:総合30W
  • 出力インピーダンス:4Ω
  • 入力端子:アナログステレオ×1
  • 出力端子:アナログステレオ×1、光デジタル×1、サブウーファ×1、ヘッドフォン×1
スピーカー
  • 外形寸法:125×125×315mm(幅×奥行き×高さ/1本)
  • 重量:約0.52kg(1本)
  • ユニット:105×20mm
  • インピーダンス:4Ω
  • 最大入力:60W
サブウーファ
  • 外形寸法:226×315×295mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約7.7kg
  • ユニット:170mm、コーン使用
  • 最大出力:60W(アンプ内蔵)
□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース(aosis)
http://www.jvc-victor.co.jp/products/compo/FS-SD1000-S.html
□ニュースリリース(DDスピーカー)
http://www.jvc-victor.co.jp/products/others/DD-SPEAKER.html

(2001年4月19日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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