TDK、VHS/S-VHSテープのラインナップを一新


ST-120XPUM

7月1日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:TDKサービスステーション
    Tel.03-5201-7272


 TDK株式会社は、VHSビデオテープの「ニューHS」と「ニューHG」、S-VHSビデオテープの「ニューXP」の3製品を7月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、120分3本パックでの店頭予想価格は、ニューHSが600円前後、ニューHGが800円前後、ニューXPが900円前後となる見込み。

■ ニューHS
T-120HSU

 耐久力に優れたバインダと、強靱なベースフィルムを使用したスタンダードテープ。繰り返しの録画・再生に強いとしている。120分の「T-120HSU」と160分の「T-160HSU」が用意されている。

 ケースには半透明の素材を採用。内部が確認できるほか、シェルに再生樹脂を使用している。


■ ニューHG
T-120HGU

 保磁力の高低幅が広い「ニューアビファイン磁性材」を採用したハイグレードテープ。長期保存に向くとしている。30分の「T-30HGU」、60分の「T-60HGU」、120分の「T-120HGU」、140分の「T-140HGU」、160分の「T-160HGU」、180分の「T-180HGU」がラインナップされる。

 ニューアビファイン磁性材は、磁気テープの保磁力(Hc)が記録周波数によって変化するという「ダイナミックHc理論」に基づいて開発されている。同理論によれば、記録周波数が高いときは高保磁力となり、低いときは低保磁力となる。ニューアビファイン磁性材は、高周波の輝度信号と低周波のカラー信号それぞれに適した保磁力を実現するという。

 また、HV(Hyuper adVanced)バックコートを施し、高い走行安定性と高ビデオ特性を確保したとしている。

■ ニューXP
 グレーシェルを採用したS-VHS用テープ。120分の「ST-120XPU」、160分の「ST-160XPU」、180分の「ST-180XPU」が用意される。

 高磁気エネルギーのニュー・ハイパワーアビリン磁性体やHVバックコードを採用し、「大画面ワイドTVでの再生でもSN比が良く、輪郭がシャープで安定した映像を再現する」という。

□TDKのホームページ
(5月8日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.tdk.co.jp/

(2001年5月8日)

[orimoto@impress.co.jp]

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