松下、135,000円のDVD-R録画対応DVD-RAM/Rビデオレコーダ
-タイムシフト機能にDVDとして世界初対応


7月1日発売

標準価格:135,000円

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 松下電器産業株式会社は、DVDビデオレコーダ「DMR-E20」を7月1日に発売する。価格は135,000円。録画メディアは、これまで同社が推進してきた「DVD-RAM」だけでなく、「DVD-R for General 2.0」にも対応する。

 フォーマットは、DVD-RAMにはDVDビデオレコーディング規格、DVD-RはDVDビデオ規格で記録。また、DVD-RAMビデオレコーダで使われていたが、Rで対応するのは難しいとされていた「ハイブリッドVBR」をRAM/Rメディア双方で採用している。

 「ハイブリッドVBR」は、記録する映像の複雑さをリアルタイムで判別し、複雑さに応じてビットレートを変える「可変ビットレート」で記録する機能。画質を保ちながら長時間記録が可能になる。また、注目する領域を自動判別して効率良くデジタル化する「視覚感度変調技術」を用いてデジタル圧縮の最適化を行なっている。

 録画時間は、RAM/Rともに片面最長6時間。録画モードはXP/SP/LP/EPの4モードと、タイマー予約時にXP~EP間で空き容量/録画時間を自動的に決定し録画する「FRモード」を用意。画質は「EPはビデオCD並み、LPはVHSより高画質」という。なお、各モードの最長記録時間は以下の通り。

【各モードの最長録画時間(4.7GB)】

  • XP:約1時間
  • SP:約2時間
  • LP:約4時間
  • EP:約6時間
 「DVDとして世界初」という、録画中/録画済みのソースを録画中でも再生できるタイムシフト機能「追っかけ再生」も装備。ピックアップを録画/再生指定領域間で行き来させ、録画/再生データをメモリ(256Mbit)に蓄えてピックアップの移動に対応する。

 再生/編集機能として、ディスクに記録された番組リストをカーソルで選択できる「プログラムナビ」、つなぎ目もなめらかに再生する「シームレス機能」に対応する「プレイリスト再生」などを備える。

 また、高画質化機能としては、3次元Y/C分離、3次元ノイズリダクションをデジタルで行なう「デジタルW3次元回路」、外部入力機器からのジッターを抑える「TBC回路」、ブロックノイズ、モスキートノイズを低減する新開発の「ノイズリダクション」を搭載している。

【主な仕様】

  • 受信チャンネル:VHF 1~12ch、UHF 13~62ch、CATV 13~63ch、BS 1~15ch
  • 再生対応メディア:DVD-Video、VCD、CD-DA、CD-R/RW
  • S端子:入力3系統、出力2系統
  • コンポジット端子:入力3系統、出力2系統
  • D1/コンポーネント端子:出力各1系統
  • RCAステレオ音声端子:入力3系統、出力2系統
  • デジタル音声出力:光1系統
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):430×351×120mm
  • 重量:6.1kg
□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010529-3/jn010529-3.html
□関連記事
【2000年5月15日】松下、4.7GB DVD-RAM対応ドライブとDVDビデオレコーダー(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000515/pana.htm

(2001年5月29日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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