松下、世界初のDVD-RAM/R対応PC内蔵用ドライブ

　松下電器産業株式会社は、PC内蔵用DVD-RAM/Rドライブ「LF-D321JD」を7月10日に発売する。価格は67,000円。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000で、インターフェイスはATAPI。同社がこれまで推進してきたDVD-RAMの片面4.7GB/両面9.4GBメディアに加え、DVD-R for Generalの4.7GBメディアのリード/ライトを行なえる。

　記録/再生速度は、DVD-RAM記録が4.7GBで2倍速、2.4GBで1倍速、DVD-Rの記録が1倍速、DVD-ROMの再生が最大6倍速、CD-ROMの再生が最大24倍速。バッファ容量は1MBとなっている。0.18μmDRAM混載プロセスを用いてPRMLリードチャネル、コントローラなどを1チップ化したLSIを搭載。高精度の各種サーボを採用し、フォーカス、サーボゲインを学習させる学習機能などを搭載することで高い信頼性と互換性を持つという。

　パッケージにはビデオレコーディング規格でDVD-RAMメディアに映像を記録する映像編集ソフト「DVD-MovieAlbum」、DV編集ソフト「MotionDV Studio for DVD RAM」、DVDオーサリングソフト「DVDit! for DVD-RAM/R」などの編集ソフトが付属。また、ファイル管理ソフトとして、バックアップツール「FileSafe」ドライブ1台でDVDメディアのコピーを行なう「MediaSafe」などが同梱される。

　なお、IEEE 1394接続の外付けDVD-RAMドライブ「LF-D240JD」も同時に発表された。発売は6月15日、価格は68,500円。Windows 98 SE/Me/2000に対応する。

【LF-D321JD】		【LF-D240JD】

(2001年5月29日)

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