オリンパス、F1.8レンズ搭載の413万画素デジタルカメラ

7月下旬発売 標準価格：115,000円 連絡先：カスタマーサポートセンター 　　　　Tel.0426-42-7499

　オリンパス光学工業株式会社は、413万画素CCDを搭載した光学3倍ズームのデジタルカメラ「CAMEDIA C-4040ZOOM」を7月下旬に発売する。価格は115,000円。記録媒体としてスマートメディアを採用し、電源にはリチウム電池パックLB-01(CR-V3)2本、または単3電池4本を使用する。パソコンとの接続はUSBで、ストレージクラスに対応、OSはWindows 98/98 SE/Me/2000、Mac OS 9.0～9.1に対応する。

　CAMEDIA C-4040ZOOMは、撮像素子として1/1.8型413万画素CCDを搭載したデジタルカメラ。レンズには焦点距離35～105mm(35mm判換算)の沈胴式3倍ズームレンズを採用している。レンズの明るさはF1.8～2.6。同社ではクラス最高レベルの明るさとしている。

　画像処理エンジンは新設計のものを採用。処理時間と消費電力は、334万画素の従来機「C-3040ZOOM」と同等としている。また、独自の画素補完処理により、3,200×2,400ドット(768万画素相当)の画像を生成。加えて、シャッタースピードが1/2秒以下になると、ノイズ情報を削除してから画像を記録する「ノイズリダクション機能」が作動する。

本体背面

　測光方式は、デジタルESP測光、スポット測光の2種類を装備。スポット測光では、最大8点のスポットから露出を決定する「マルチ測光」も行なえる。メニュー画面は、全モードの入り口1つと設定頻度の高いモードへの入り口3つが表示される形式。同社のデジタルカメラ「C-700 Ultra Zoom」で採用されたタイプで、トップメニューに表示する3種類の設定モードは任意に変更できる。

　音声付き動画の記録も可能で、解像度は320×240ドット、または160×120ドット。16MBのスマートメディアでは、音声付きで最大32秒の記録が行なえる(320×240ドット時)。また、内蔵マイクによる音声録音も可能で、静止画1枚ごとに約4秒の録音が可能。

　そのほかに、外部専用ストロボ端子、オートブラケット機能などを搭載。また、別売のコンバージョンレンズアダプタ「CLA-1」(2,000円)を装着すれば、オプションのテレ、ワイド、マクロといったコンバージョンレンズの使用が可能になる。

　なお本機は、2000年12月に発売された334万画素光学3倍ズームの「CAMEDIA C-3040ZOOM」のCCDを413万画素としたもので、レンズなどの仕様は同等。重量(本体のみ)は13g増加している。

【主な仕様】

• 撮像素子：1/1.8型413万画素CCD
• 記録画素数：3,200×2,400/2,816×2,112/2,272×1,704/1,600×1,200/1,280×960/1,024×768/640×480ドット
• 撮影感度：ISO100/200/400相当
• レンズ焦点距離：35～105mm(35mm判換算)
• レンズF値：F1.8～F2.6
• シャッタースピード：16～1/800秒
• 測光方式：デジタルESP/スポット/マルチ/AEロック
• 露出制御：プログラム自動、絞り優先、シャッター優先、マニュアル
• 液晶モニタ：1.8型低温ポリシリコンTFT
• 電源：リチウム電池パックLB-01(CR-V3)×2、単3電池×4(ニッケル水素/リチウム/ニッカド/アルカリ)
• 外形寸法：110×70×76mm(幅×奥行き×高さ)
• 重量：320g(本体のみ)

(2001年6月26日)

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