松下、フルオート撮影機能を搭載した小型業務用DVカメラ


9月20日発売

標準価格:43万円

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 松下電器産業株式会社は、肩載せタイプの小型業務用DVカメラレコーダ「AG-DVC15」を9月20日に発売する。価格は43万円。記録媒体としてミニDVカセットを採用している。

 AG-DVC15は、重量約2.3kg(本体のみ)の小型DVカメラレコーダ。レンズサイドのストラップ付きグリップとショルダーパッド、アイカップの3点により「がっちりホールドできる」としている。液晶パネルは3型の可動式。ワンマン取材のときは、パネルを撮影者に向けて撮影することができる。また、業務用機ながら、フォーカス、絞りを自動調節するフルオート撮影機能を搭載している。

 撮像素子には1/4型27万画素CCD3枚を搭載し、レンズのズーム比は光学12倍。最低被写体照度は5luxとなっている。映像はデジタルコンポーネントで録画され、音声はPCMで16ビット48kHz/12ビット32kHzのPCMで記録する。

 本体にi.LINK(DV端子)を搭載。また、別売の「DV-ATM/IP伝送システム」を使用すれば、ATM網や広帯域インターネット網に接続し、DV信号をリアルタイムに伝送可能。また、音声入力端子として、本体後部にXLR3ピン端子を装備。業務用マイクやライン入力に対応する。

 なお、近日発売のアントンバウアー用バッテリーホルダ「QR-DVC10」(4,500円)を本体に装着することで、ワンタッチで着脱可能なアントンバウアー製バッテリの使用が可能になる。

□松下電器産業のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010703-1/jn010703-1.html

(2001年7月3日)

[orimoto@impress.co.jp]

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