「EN-20」は、DVキャプチャ、MPEG-2エンコード、ドルビーデジタルCEエンコードの各機能を搭載したハーフサイズのPCIカード。MPEG-2のエンコードチップには、業務用の上位機種「EN-250」で採用した「1pass VBR」を使用し、CBRに加えVBR(可変ビットレート)でのエンコードにも対応している。これにより「低ビットレートでのブロックノイズを抑え、高圧縮でも細部まで忠実に表現する」としている。 また、DVファイルを直接MPEG-2やドルビーデジタルに変換する「DVファイルモードエンコード機能」を搭載。同社独自の技術で、「作業時間を大幅に短縮できる」としている。 ビデオレートは3~13.5Mbps(0.1MBごと)、音声レートは128~384kbps(7ステップ)に対応。ストリーム出力は、DV、MPEG-2 PS、MPEG-2 ES、ドルビーデジタル2ch、MPEG-1 Audio L II、MPEG-1システムストリーム、Video CD対応システムストリーム。フォーマットはMP@ML、SP@MLをサポートし、16:9出力も可能。 映像入力はIEEE 1394(DV端子)のほかコンポジット、Sビデオを1系統ずつを装備。また、音声用としてアナログ入力端子を搭載している。なお、ビデオ入力はドータカードになっており、アナログコンポーネント入力カードの発売を年末ごろに検討中という。また、コントロールソフトの機能拡張も今秋に発売予定となっている。 「EN-20RP」は、「EN-20」にビデオ編集ソフト「Adobe Premiere 6.0日本語版」と、ソニックソリューションズのDVDオーサリングソフト「ReelDVD LE」をバンドルしたパッケージ。同社の「EN-250」システムに比べ、約10分の1以下の価格設定としている。
(2001年7月6日) [orimoto@impress.co.jp] |
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