同社の「LaVie S」の後継となるAVノートの新シリーズ。LT500/0D、LT700/0D、LT900/0Dの3機種をラインナップし、CPUとしてLT500/0DはモバイルCeleron 700MHz、LT700/0DはモバイルPentium III 800MHz、LT900/0DはモバイルPentium III 1GHzを搭載する。店頭予想価格はLT900/0Dが30万円台後半、LT700/0Dが30万円前後、LT500/0Dが20万円台後半と見られる。
シリーズ共通で15.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載。解像度は1,280×768ドットで、画面輝度は最大300cd/m2。150cd/m2にワンタッチで切り替えるボタンも装備している。また、ビデオアクセラレータにはMobility RADEON-Mを採用した。 本体手前にCD-R/RWとDVD-ROMのコンボドライブを搭載。CD-ROMは最大24倍速、DVD-ROMは最大6倍速の読み込みに対応し、書き込みはCD-R、CD-RWともに最大4倍速となっている。 地上波テレビチューナを搭載し、本体のみで視聴やキャプチャが可能。録画フォーマットはMPEG-2とMPEG-1で、解像度とビットレートは、MPEG-2の高画質モードで640×480ドット(6.8Mbps)、標準画質モードで320×480ドット(5.9Mbps)。MPEG-1では320×480ドット(2Mbps)となっている。また、i.LINK端子を2つ装備し、付属のソフト「SmartGallery/BusBrain」でDVカメラやDVデッキとの連携が可能。DV機器を2台接続してダビングしたり、パソコンから再生、早送り、巻き戻しなどが行なえる。
また、同社のテレビキャプチャユニット「SmartVision Pro」シリーズと同じリモコンが付属。録画画像の再生、早送り、巻き戻しといった操作が行なえる。 また、SDメモリーカードとメモリースティック共用のスロットを1つ備えており、アダプタを介すことでそれぞれを利用可能。SDメモリーカード用の「オーディオマネージャー」と、メモリースティック用の「OpenMG Jukebox」の2つの音楽ソフトが標準で添付される。
本体にステレオスピーカーを内蔵するほか、標準でステレオスピーカーを同梱する。また、デジタル音声出力端子を装備。ドルビーヘッドフォンにも対応している。
Pentium III 900MHz搭載機の「LC900J/84DB」、「LC900J/84DH」と、Pentium III 800MHz搭載機の「LC800J/84DH」、「LC800J/84DF」の計4モデルで、7月12日に発売。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ30万円前後、20万円代後半、20万円台なかば、20万円台前半になる見込みとなっている。
□NECのホームページ (2001年7月9日) [orimoto@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp