パイオニア、統一ブランドスローガン「sound. vision. soul」を導入
―プラズマとDVDに宣伝費150億円を投入、CMに三浦知良を起用


7月12日発表



スローガンのロゴ
 パイオニア株式会社は、同社グループの世界統一ブランドスローガン「sound. vision. soul」を導入し、マーケティング活動全般に展開するを発表した。また、DVDとプラズマディスプレイ関連製品に対し、150億円の宣伝費を投入することも明らかにした。

 発表資料によると、スローガン中の"sound"は、事業原点のオーディオ分野を表わしており、「お客様との共振・共鳴を目指し、企業として健全であることを表現する」という。"vision"は、DVDやプラズマディスプレイ、有機ELといった映像分野を示し、これらにより事業基盤の確立を目指す。"soul"は「音と映像によるエンタテインメントを『感動』にまで高めていく強い意志を表わす」としている。

 同社では、DVDとプラズマディスプレイを戦略商品に位置づけ、2001年度に前年度比約50%増の150億円の宣伝費を投入するという。国内では年末商戦期を中心に展開し、DVDレコーダやプラズマディスプレイの広告を大量投下するとしている。

 また、DVDレコーダの宣伝には、元サッカー日本代表の三浦知良選手を起用。「大切な映像を鮮やかに残すDVDレコーダー」をテーマに訴求する。

 なお、同社の2001年3月期におけるオーディオ・ビデオ関連の売上高(連結)は、前期比1%増の1,911億円。減少したオーディオ製品の売上に対し、プラズマディスプレイの売上高は前期比で73%増、DVDプレーヤーの売上高は同10%増で推移している。

□パイオニアのホームページ
(7月12日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.pioneer.co.jp/

(2001年7月12日)

[orimoto@impress.co.jp]

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