米Apple、Mac OS X用DVDオーサリングソフト「iDVD 2」発表

　米Appleは19日、ニューヨークで開催されているMacworld Conference&Expoにおいて、Mac OS X用のDVDオーサリングソフト「iDVD 2」を発表した。「iDVD」ユーザー向けの「Up-to-Dateプログラム（19.95ドル）」として9月に提供される予定。対応OSは、9月出荷予定のMac OS Xバージョン10.1となっている。

　米AppleのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズ氏は「iDVD 2」について、「ユーザーは、1時間かけずにハリウッド作品に負けないクールなメニューを持った独自のDVDを制作することができる」としている。

　なお、「iDVD 2」の主な機能は以下の通り。

• DVDプロジェクトのレイアウトや構成をアシストするモーションバックグラウンドとメニューを含んだ、アップルのプロフェッショナルなデザインのテーマを使ったDVDの制作。
• Mac OS Xの「マルチタスキング機能」を利用し、プロジェクトを構築しながら同時にDVDをエンコード。
• 最長90分の映像を含んだDVDの制作
• 静止画データのスライドショーを、音楽を入れて作成
• 「Power Mac G4」オプションの「SuperDrive（DVD-Rドライブ）」に、ワンクリックでDVDを記録

(2001年7月19日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]