パイオニア、新パネル搭載ワイド50型業務用プラズマディスプレイ


8月下旬発売

標準価格:135万円

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 パイオニア株式会社は、業務用ワイド50型プラズマディスプレイ「PDP-503CMX」を8月下旬に発売する。価格は135万円。

 PDP-503CMXのパネルは、'99年夏に発売された第2世代50型XGAパネル以来となる新型パネルを使用。パネル解像度は1,280×768ドットで、視野角は水平、垂直ともに160°以上となっている。

 パネルには、新開発の「ディープワッフル構造リブ」パネルを採用。「ディープワッフル構造リブ」とは、セルからの光漏れを低減する「ワッフル構造リブ」を改良したもので、同社ではこれをさらに深層化した。その結果、プラズマ放電領域が拡大し、従来比50%の発光量向上と、60%の輝度アップを実現。パネル輝度は900cd/m2となり、業界最高水準としている。

 また、パネル前面に外光反射率を30%低減させるフィルタを搭載。これにより、コントラスト比が従来より80%向上、暗所で900:1となった。

 加えて、従来モデルが採用していた「CLEAR駆動法」を改良。より階調表現を高めた「スムースCLEAR駆動法」を搭載した。特に低輝度領域を「繊細かつなめらかに表現する」としている。

 消費電力も、50型PDPとしては業界最小の380Wを実現。通常使用状態から最大20%の消費電力の低減を行なう「パワーセーブモード」や、自動的に待機モードになる「パワーマネージメント」機能も搭載している。

 映像入力として、2系統のアナログRGB入力を装備。さらに、別売の「PDA-5002」(50,000円)を装着することで、2系統のビデオ入力(コンポジット、S)とDVI-D1系統が追加される。外形寸法は1,218×98×714mm(幅×奥行き×高さ)。重量は38.9kgとなっている。

【PDP-503CMXの主な仕様】

  • 画面サイズ:ワイド50型
  • 有効画面サイズ:1,098.2×620.5mm
  • アスペクト比:16:9
  • 解像度:1,280×768ドット
  • 視野角:160°以上(水平、垂直)
  • 入力端子:RGB×2系統(ミニD-sub 15ピン、BNC)、アナログ音声×1系統(ミニジャック)
  • 出力端子:アナログ音声×1系統(ミニジャック)、スピーカー出力
  • コントロール端子:RS-232C、コンビネーションIN/OUT、コントロールIN/OUT
  • 消費電力:380W
  • 外形寸法:1,218×98×714mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:38.9kg
□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release261-j.html
□製品情報
http://wwwbsc.pioneer.co.jp/catalog/pdp/503cmx/fset_503cmx.html

(2001年7月23日)

[orimoto@impress.co.jp]

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