発売日:8月21日 標準価格:オープンプライス
連絡先:お客様相談センター
「MD-MT770」は、薄型のピックアップ/メカニズム、小型モーターなどの採用や部品点数の削減、主要部品の効率的な配置および集約化を図ることで小型化を実現。同社従来製品「MD-MT77」と比較して、体積で約16%、厚みで約7%小型化している。 ピックアップには新規開発のホログラムレーザーを搭載。ATRAC LSIは、0.25μmプロセスを用いた低消費電力タイプの録再第8.3世代LSIを採用。「ディスクの高速回転によるシステム消費電力を低減するとともに、ピックアップ、メカの省電力設計を図り、長時間録音・長時間再生を実現した」としている。付属のニッケル水素充電池と単3型アルカリ乾電池1本の併用によりLP4モードで、約36.5時間の連続録音/約49時間の連続再生が可能となっている。 アンプ回路は、「+/-電源オーディオ回路」を採用して音質劣化につながる出力コンデンサを省略。 音量調整用として「アナログアッテネータ回路」を使用して小音量時にもD/AコンバータやATRACの性能発揮に配慮。また、A/D、D/Aコンバータには20bitのものを使用。ATRACデコーダには、「24ビット演算方式」、「3次元(時間軸方向/周波数軸方向/振幅方向)適応型ビットアロケーションアルゴリズム」を採用し、「クリアーで伸びのある高音質が楽しめる」としている。 「2行表示液晶ナビリモコン」は、 録音操作や文字入力などの編集も可能。MDLPに対応し、グループ機能「MDLP グループモード」も備えている。 グループ機能には、他のグループに移動できる「グループチェンジ」、MDの先頭にグループを移動できる「グループトップムーブ」、グループ内の曲をまとめて消去できる「グループイレース」、後からグループの中に録音できる「グループリザーブ」、グループ設定していない曲をMDの最後に移動し、グループ再生のできない機器でも同じ曲順で聞くことができる「グループアレンジ」の5機能が追加されている。 また、PCとUSB接続できる「パソコンリンク機能」も装備。別売の「MD-パソコン接続キット(9月下旬発売)」を使用することで、光デジタル出力端子のないPCからでもデジタル録音が行なえる。また、PC上からMDの文字入力や編集操作も可能。手持ちのMDを登録してPC上で管理し、MD間で文字情報のコピーを行なう「ライブラリ管理」、ユーザーがデジタルカメラなどで撮影した画像データ(JPEG/BMPに対応)をラベルにする「ラベル印刷」などの機能も備えている。 そのほかにも「イントロ再生機能」、「マイクシンクロ機能」、「デジタル録音レベルコントロール」、サンプリングレートコンバータなどを装備。音飛び防止機能は、16Mビット(4MB)のメモリでLP4使用時160秒まで対応する「音飛びガードメモリー」を搭載している。 【主な仕様】
□シャープのホームページ (2001年7月26日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp