ビクター、S-VHS/VHSテープをモデルチェンジ


9月中旬発売

標準価格:オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、S-VHSテープとVHSテープのラインナップを全面モデルチェンジし、9月中旬に発売する。S-VHSテープのXGタイプ「XGK」と、VHSテープのHGタイプ「HGK」、AVタイプ「AVK」の3系統が用意される。価格はすべてオープンプライス。

 今回の新ラインナップでは長時間番組の増加に対応し、AVグレードに160分テープの3本入りを追加した。また、各グレードともカセットハーフに再生樹脂を50%以上使用。独自の成形技術により「再生樹脂を使用しながらも、従来同様の高精度、高信頼性を実現した」としている。さらに、シリーズ共通で防カビ効果のある磁性層を採用。長期間の保存にも向くという。


■ S-VHSテープ「XGK」シリーズ

3T-120XGK
 「XGK」シリーズは、XGグレードのS-VHSテープ。ラインナップは、3、5、10本入りの120分テープと、3本パックの180分テープになる。

 磁性体に、新開発の「高エネルギー・スーパーマグネタイト」を採用。ノイズの低減に加え、精細で緻密な画質・音質を実現するとしている。テープ残量表示窓にブロンズウインドウを使用。


【XGKシリーズ】
型名巻数グレード記録長店頭予想価格
3ST-120XGK3本XG2時間850円前後
5ST-120XGK5本1,200円前後
10ST-120XGK10本2,300円前後
3ST-180XGK3本3時間1,800円前後



■ VHSテープ「HGK」、「AVK」シリーズ

3T-120HGK 3T-120AVK
 VHSテープの「HGK」は、今回の新シリーズ中で、最も種類の多いタイプ。「XGK」同様、120分に3、5、10本入りの3モデルが用意され、160~200分までは3本パックがラインナップする。シリーズ最長の210分は2本入りで発売。

 磁性体として、従来からのハイパワーマグネタイトの改良版を採用。「優れた輝度特性とカラー特性を獲得した」とし、「繰り返し録画時や、3倍モードでも安定している」という。テープ残量表示窓は、「HGK」シリーズと同じくブロンズウインドウを採用する。

 スタンダードタイプの「AVK」は、180分テープの3本パックを筆頭に3種類をラインナップ。120分の「120AVK」は、3、5、10本入りの3タイプが発売される。

【HGKシリーズ】
型名巻数グレード記録長店頭予想価格
3T-120HGK3本HG2時間750円前後
5T-120HGK5本1,100円前後
10T-120HGK10本1,800円前後
3T-160HGK3本2時間40分900円前後
3T-180HGK3時間1,100円前後
3T-200HGK3時間20分1,400円前後
2T-210HGK2本3時間30分2,500円前後
【AVKシリーズ】
型名巻数グレード記録長店頭予想価格
3T-120AVK3本AV2時間600円前後
5T-120AVK5本900円前後
10T-120AVK10本1,600円前後
3T-160AVK3本2時間40分800円前後
3T-180AVK3時間1,000円前後


□日本ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/media/3ST-120XGK.html

(2001年8月6日)

[orimoto@impress.co.jp] I
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