ヤマハ、センターユニットを中心とした5.1ch再生システム
―ヘッドフォンでもバーチャルサラウンド再生が可能


9月15日発売

標準価格:53,000円

連絡先:お客様相談センター
    Tel.0570-01-1808(ナビダイヤル)
    Tel.053-460-3409(携帯電話、PHS用)



 ヤマハ株式会社は、フロントスピーカー内蔵のセンターユニットを中心とした、マルチチャンネル再生システム「シネマステーション AV-S77」を9月15日に発売する。価格は53,000円。

 「AV-S77」は、テレビの上に設置できるセンターユニットと、リアスピーカー×2、サブウーファ×1で構成されたマルチチャンネル再生システム。センターユニットには、フロントスピーカー×2、アンプ、コントロール部を搭載し、センターチャンネルはフロントスピーカー2つで再生する。

 センターユニットの外形寸法は600×220×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg。アンプ部の実用最大出力は30W×4ch(フロントとリア用)と、50W(サブウーファ)×1chとなっている。

 デコーダに独自のシネマDSPエンジン「YSS-918」を採用。ドルビーデジタルとDTSの再生が行なえる。また、「ムービーシアター」、「コンサート/スポーツ」といった10種類の音場プログラムのほか、5.1ch音声をセンターユニットだけで疑似サラウンド化する「バーチャルサラウンド」も搭載。加えて、ヘッドフォンで5.1chのサラウンド感を得ることができるという「サイレントシアターモード」も使用できる。

 フロントスピーカーはバスレフ型の8cm径フルレンジ。リアスピーカーは密閉式の8cmフルレンジとなっている。サブウーファの再生方式には、独自のA-YST(アドバンスド・ヤマハアクティブサーボテクノロジー)を採用。重低音再生に優れているとしている。

 入力端子として、光デジタル音声を2系統、アナログ音声(L/R)を3系統装備。さらに、アナログ5.1ch入力端子も備えている。

【主な仕様】

(センターユニット)
  • スピーカー(フロント)
    • 形式:バスレフ型
    • スピーカーユニット:8cmコーン×2、防磁型
    • 許容入力:30W
    • インピーダンス:6Ω
    • 再生周波数帯域:120Hz~20kHz
  • 実用最大出力:30W×4ch(フロント、リア)、50W(サブウーファ)
  • S/N比:95dB(フロント)
  • 入力:光デジタル×2系統、アナログ音声×3系統、アナログ5.1ch入力
  • 出力:アナログ、ヘッドフォン(各1系統)
  • 消費電力:110W
  • 外形寸法:600×220×110mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:5.0kg
(リアスピーカー)
  • 形式:密閉型
  • スピーカーユニット:8cmコーン、防磁型
  • 許容入力:30W
  • インピーダンス:6Ω
  • 再生周波数帯域:140Hz~20kHz
  • 外形寸法:100×112×140mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:0.8kg
(サブウーファ)
  • 形式:A-YST方式
  • スピーカーユニット:16cmコーン、防磁型
  • 再生周波数帯域:30Hz~200Hz
  • 外形寸法:176×433×405mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:11.0kg
□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/01080901.html

(2001年8月9日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.