日立、リニアPCM対応のアナログ入力専用D-VHSデッキ


9月20日発売

標準価格:オープンプライス

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 株式会社日立製作所は、普及価格帯のD-VHSデッキ「DT-DR1」を9月20日に発売する。愛称は「でじたるテープナビ」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後になる見込み。

 「DT-DR1」は、受信したアナログ画像をデジタルに変換して記録するD-VHSデッキ。同社のラインナップ中では、スタンダードモデルに位置付けられている。デジタルの録画モードは「STD」と「LS」。ただし、i.LINK端子は搭載しておらず、CSやBSデジタル放送をデジタルのまま録画することはできない。

【録画モードと記録時間】
モード記録時間(使用テープ)
標準3時間30分(T-210)
3倍10時間30分(T-210)
STD8時間30分(DF-480)
LS324時間(DF-480)
 D-VHS、S-VHS、VHSの各テープに対応。STDモードでは水平解像度500本以上で記録でき、LP3モードでは480分テープを使用することにより最長24時間の録画ができる。

 また、音声のデジタル記録方式として、従来のMP2(MPEGオーディオレイヤー2)に加え、リニアPCM(48kHz/16bit)での非圧縮記録にも対応した(STDモード時のみ)。

 機能面では、GUIを取り入れた新「テープナビ」システムを採用。さらに、音声形式だけでなく、画像認識などによりステレオ放送の番組のCMもスキップできる「CMとばしワザ」なども搭載している。


【主な仕様】

  • 使用カセット:D-VHS/S-VHS/VHS
  • 巻き戻し時間:約83秒(高速巻き戻しモード、T-120使用時)
  • ヘッド数:アナログ映像用×4、Hi-Fi音声用×2、STD/LSモード用×2
  • 受信チャンネル:VHF1~12ch、UHF13~62ch、CATV13~63ch
  • 映像入力:Sビデオ×3系統、コンポジット×3系統
  • 映像出力:Sビデオ×2系統、コンポジット×2系統
  • 音声入力:アナログ×3系統
  • 音声出力:アナログ×2系統
  • 消費電力:約28W
  • 外形寸法:435×357×107mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:5.7kg
□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/0822/index.html

(2001年8月22日)

[orimoto@impress.co.jp]

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