「TH-TA2」は、解像度640×480ドットの液晶ディスプレイを使用する15型の液晶テレビ。新カラーフィルタの採用で、「NTSC比約72%という色再現範囲の向上を実現した」としている。特に赤の表示は、次世代テレビの色再現規格「CP-4120」(JEITA「デジタルチューナとテレビジョン受信機のD端子接続」)を上回っているという。 また、独自の駆動技術により約16msという応答速度を達成。NTSCの書き換え速度、16.7msを業界で初めて上回ったとしている。画面輝度は500cd/m2で、コントラストは400:1。業界最高水準の高輝度としている。 さらに、表示映像に合わせてバックライトとパネルの光シャッターの開口度を制御する「液晶AI」を搭載。液晶の課題だった「最大輝度の不足」と「黒浮き」を大幅に改善できたという。 この「液晶AI」は、「アクティブ・ライト・コントロール技術」と「アクティブ・システム・コントロール技術」の2つで構成されるもので、シーンの明暗によってバックライトの輝度を増減させたり、映像信号の制御をリアルタイムで行なう。また、輝度を自動調節することで、バックライトの消費電力を平均約20%まで節約するという。 内蔵スピーカーは4cm径の密閉型だが、本体下に「エアロハンマー方式」のバスレフポートを設置。「迫力の重低音を再現する」としている。最大出力は2.2W×2ch。 ビデオ入力端子は、D1、Sビデオ、コンポジットを各1系統づつ搭載。セットスタンド込みの外形寸法は、360×180×378mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの奥行きは50mmとなっている。重量は約3.5kg(スタンド含む)。VESA規格に対応し、別売の金具での壁掛け設置も行なえる。 【主な仕様】
http://www.matsushita.co.jp/ □ニュースリリース http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010823-1/jn010823-1-3.html (2001年8月23日) [orimoto@impress.co.jp] |
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