パイオニア、自社ブランドでDVD-R/RWドライブを販売開始 －SCSI-2の外付け業務用ドライブもラインナップ

　パイオニア株式会社は、DVD-R/RWドライブの自社ブランドでの発売を9月下旬より開始する。ATAPI内蔵モデル「DVR-A03-J」と、業務用のSCSI-2外付けモデル「DVR-S303」の2モデルが用意される。価格はともにオープンプライスだが、店頭予想価格はDVR-A03-Jが8万円前後、DVR-S303が11万円前後と見込まれる。

　これまで同社のドライブは、Power Mac G4に搭載されたほか、ソニーや、ロジテックから発売されているが、国内の自社ブランドでの発売は初となる。

【DVR-A03-J】	【DVR-S303】

　両モデルとも民生用の「DVD-R For General Ver.2.0」、「DVD-RW Ver.1.1」に対応。インターフェイス以外の仕様は共通で、添付ソフトもソフトDVDプレーヤー「PowerDVD」、DVDライティングソフト「PrimoDVD」、DVDオーサリングソフト「DVDit! SE」と同じ。

　書き込み速度は、DVD-Rが2倍速(21.6Mbps)、DVD-RW 標準速(10.8Mbps)、CD-R 8倍速、CD-RW 4倍速。読み込み速度は、24/4倍速(CD/DVD)となっている。

　なお、最近のSCSI機器には、ATA/ATAPIのデバイスをATA/SCSI変換アダプタを使って外付けユニット化したものがあるが、DVR-S303はSCSI-2のベアドライブを使用している。外形寸法は204×276×70mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.8kg。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release266-j.html
□関連記事
【8月23日】パイオニアのSCSI対応外付けDVD-RWドライブを試す(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010823/hot160.htm

(2001年8月23日)

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