ブラウン管は、全モデルでピッチを高精細化した「スーパーファインピッチFDトリニトロン」を採用。前モデルのHD700では、28型にはFDトリニトロン管を使用していた。メモリースティックスロットは、JPEGの静止画の再生のみに対応。「スライドショー」、「インデックス」などの機能を備えている。なお、ビデオデッキなど他機器の信号を、TV本体で受信して各機器に再発信するユニット「AVマウス」も付属する。 映像出力回路は、デジタルハイビジョン対応の広帯域(30MHz対応)出力回路を搭載。また、NTSC映像をハイビジョン解像度に変換する「DRC-MF」を改良。「DRC-MF V1」となり、「すっきり」と「くっきり」の二軸マップ上で、画質の設定が可能になった。 さらに、BSデジタルチューナのデジタル信号を多重信号分離するLSI、MPEGデコーダ、「DRC-MF V1」、「MID-X」の各LSIをダイレクトにデジタルで接続する「D.D.C(デジタル・ダイレクト・コネクション)ハイビジョンシステム」を採用した。高画質化に貢献するほか、BSデジタル放送と地上波放送の2画面表示が可能。 音質面では、「3ウェイ6スピーカー」システム採用。5×9cmミッドレンジスピーカーと、5cm丸型ツイーターを前面パネル左右に直付けするほか、12cm丸型ウーファと4.5リットルのBOXを装備する。また、ツイータ&ミッドレンジと、ウーファを別々のアンプで駆動させる総合出力30Wの「マルチアンプシステム」を採用。さらに、BBE回路により「ダイナミック」と「ナチュラル」の音質切換えもできる。また、BSデジタルのMPEG-AAC 5.1ch放送を本体内蔵のスピーカーだけで再現する「TruSurround DIGITAL 5.1CH」機能も搭載している。 入出力端子は、i.LINK×3系統、D4入力×1系統、コンポーネント×1系統などを装備。なお、D4入力(720p)は、1080iへの変換表示となる。また、データ放送用のBMLブラウザは同社独自のものを採用する。 【主な仕様】
□ソニーのホームページ (2001年8月23日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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