ヤマハ、20GBのHDDを内蔵した音楽用CD-R/RWレコーダ
-10倍速リッピング、8倍速書き出しに対応


9月25日発売

標準価格:10万円

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 ヤマハ株式会社は、CD-R/RWとHDDを搭載した音楽用CD-R/RWレコーダ「CDR-HD1000」を9月25日に発売する。価格は10万円。

 記録フォーマットはリニアPCMにのみ対応し、「HDDに録音された音楽データもCDと同等の音質を確保している」という。また、A/D・D/Aコンバータは24bitのものを採用するなどして高音質化を図っている。

 内蔵HDDの容量は20GB。最大で約30時間(CD約30枚分)までの音楽データの記録が可能。CD→HDDへのコピーは最大10倍速。HD→CDへの書き込みは、CD-R最大8倍速、CD-RW最大4倍速となっている。

 編集機能も備え、HDDに録音した音楽データの中から好みの曲だけをピックアップしたCDの作成や、ジョグダイヤルによる操作で曲の分割やフェードイン/アウトなども可能。CD TEXTのリード/ライト/編集にも対応し、CDコピー時にオリジナルのCD TEXTデータをそのままコピーすることもできる。

 入出力端子は、RCAステレオ入出力×各1系統、光/同軸デジタル入出力×1系統を装備。外部入力からHDDへの録音だけでなく、CD-R/RWメディアへのダイレクト録音も可能となっている。

 著作権保護機構はSCMS (シリアル・コピー・マネージメント・システム)に準拠し、デジタルコピーは第1世代(CD/外部デジタル機器→内蔵HDD→CD-R/RW)のみとなる。なお、HDDへデジタルコピーしたデータをCD-R/RWへ書き込んだ場合、同データはHDD内から削除される。複数のCD-R/RWへ続けてコピーすることや、市販デジタル音源からデジタルコピーしたCD-R/RWをHDDにデジタルコピーすることは不可能(いずれの場合もアナログコピーは可能)。

【主な仕様】

  • 入力サンプリング周波数:32/44.1/48/96kHz
  • 出力サンプリング周波数:44.1kHz
  • 周波数特性:5Hz~20kHz、±0.5dB (EIAJ)
  • 再生S/N比:105dB (EIAJ)
  • 再生ダイナミックレンジ:99dB (EIAJ)
  • 再生歪率+ノイズ:0.004% (EIAJ)
  • 録音S/N比:92dB (EIAJ)
  • 録音ダイナミックレンジ:93dB (EIAJ)
  • 録音歪率+ノイズ:0.006% (EIAJ)
  • 消費電力:28W
  • 外形寸法:435×414.5×115.5mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:8.3kg
□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/01082301.html

(2001年8月23日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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