「TX-DS797」は、米ルーカスフィルムの提唱するホームシアター再生基準「THX Select」に準拠した6chのAVアンプ。2000年9月発売の「TX-DS787」の後継機に当たり、ドルビープロロジックIIへの対応や7.1chプリアウトの搭載といった強化が図られている。OSDにも対応する。 ドルビーデジタル、ドルビープロロジック II、DTS、AACといった5.1chのサラウンドフォーマットに加え、6.1chフォーマットのTHXサラウンドEX、DTS-ESにも対応。さらに、7.1ch分のプリアウトを備えるため、外部マルチチャンネルアンプと組み合わせることで、通常モノラルのサラウンドバックを2chで再生できる。上記以外に内蔵する独自サラウンドは「Theater-Dimensional」、「Mono Movie」、「Enhanced7」、「Orchestra」、「Unplugged」、「Studio-Mix」、「TV Logic」、「All Ch Stereo」の8種類。 定格出力は130W×6ch。アンプ部の周波数特性は10Hz~100kHz(+1dB/-3dB)で、SN比は110dBとなっている。アンプ部には24bitクリスタルDSPプロセッサを2個搭載。また、音声D/Aコンバータには192kHz/24bitのものを採用している。加えて、オーディオ/ビデオ分離基板やアルミ押し出し大型ヒートシンクなどを採用した新設計により、「ノイズの少ないリアルな音場再生を実現した」としている。 映像入力として、D4、コンポーネントを各2系統、S映像、コンポジットを各6系統装備。出力はD4、コンポーネントを1系統づつ、S映像3系統、コンポジット4系統を搭載している。音声入力は、同軸デジタル3系統、光デジタル4系統、アナログ8系統を備え、7.1chアナログ入力も搭載。音声出力は、光デジタル1系統、アナログ3系統、7.1chプリアウト1系統、ヘッドフォン1系統の構成となっている。なお、背面端子パネルは、映像系と音声系の配置を分離している。 【主な仕様】 ●アンプ部
http://www.onkyo.co.jp/ □ニュースリリース http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/tx_ds797?OpenDocument (2001年8月29日) [orimoto@impress.co.jp] |
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