全体的に低迷な中、DVDプレーヤーと液晶カラーテレビが伸長した。DVDプレーヤーは前年同月比10.2%の126,000台を出荷し、1月からの累計は同209.4%の724,000台となっている。なお、1~6月では5月のみ167.1%で、他の月は200%以上で推移。液晶カラーテレビは同158.5%の50,000台を出荷した。 カラーテレビは728,000台で、前年同月比98.0%と微減している。そのうち、BSデジタルテレビは18,000台を出荷。同品目は3月の19,000台をピークに、その後10,000台(5月)にまで落ち込んだ。しかし、6月16,000台、当月18,000台と上昇傾向にある。なお、当月のBSデジタルチューナの出荷は12,000台となっており、BSデジタルテレビと合わせると、計30,000台を出荷したことになる。1~7月の両品目の合計は312,000台。 ビデオカメラは、前年を2%下回る116,000台を出荷した。そのうちDVカメラは110,000台で、DVカメラとアナログビデオカメラとの比率は95:5となっている。 オーディオ関連では、CDプレーヤーとHiFiアンプの2品目が前年同月比で10%以上の伸びを示した。同財団ではHiFiアンプの伸長を「DVD普及にともなうホームシアター需要が増大したため」と分析している。なお、MD、ステレオセット(ミニコンポ)は、それぞれ同90.3%、84.3%と低迷。MDの不振は「ポータブル型で競合する半導体オーディオの伸長のため」(同財団)と説明している。 カー関連機器では、ステレオ(カセット、前年同月比60.5%)、MD(同77.8%)を除くと堅調に推移。特に、カーカラーテレビは同139.2%の80,000台の出荷となった。
□JEITAのホームページ (2001年8月31日) [orimoto@impress.co.jp] |
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