オンキヨー、MDLP対応ミニコンポ「FR」シリーズの新モデル

FR-SX9

10月10日発売 標準価格：「FR-SX9」75,000円 　　　　　　「FR-SX7」65,000円 　　　　　　「K-SX7」20,000円 連絡先：カスタマーセンター 　　　　　Tel.0570-01-8111（ナビダイヤル） 　　　　　Tel.072-831-8111（携帯電話、PHSから）

　オンキヨー株式会社は、ミニコンポ「FR」シリーズ2モデルを10月10日に発売する。価格はノーマルタイプの「FR-SX7」が65,000円で、スピーカーのカラーバリエーションが2種類用意されている。また、スピーカーに「INTEC205」シリーズの「D-052TX」を採用したプレミアム仕様の「FR-SX9」も同日発売され、価格は75,000円となっている。

FR-SX7(Y)

FR-SX7(W)

　「FR」シリーズは、CD/MD/AM･FMチューナ/アンプを1つのボディにまとめたミニコンポ。アンプ部は、同社のワイドレンジアンプ技術「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」を使用。回路はディスクリート構成となっており、「さまざまなメディアのポテンシャルを存分に引き出す」（同社）という。

　入出力端子は、RCAステレオ入力×3、RCAステレオ出力×2のほか、光デジタル入出力×各1とサブウーファ出力×1を装備。サンプリングコンバータも搭載し、CS/BSチューナなどのメディアからMDへのデジタルコピーも可能となっている。ほかにも「INTEC 205」シリーズ用オーディオCDレコーダーやUSBデジタルオーディオプロセッサーにも接続できる。

　また、「FR-SX9」には「プロセッサー端子」が追加されており、グラフィックイコライザやサラウンドプロセッサとの接続も可能。

　MD部はMDLPに対応し、CDからの2倍速ダビングが可能。ATRAC用DSPは24bitのものが採用されている。ダビング関連機能として、CD部のピークサーチ機能に連動し、MDのデジタル録音ボリュームを自動設定する「DLA　Link」機能や、CDダビング時に入りきらなかった曲を自動的にフェードアウトする「FADE」と、自動的に削除する「ALBUM」の2つのダビングモードなども搭載している。

【主な仕様】

	FR-SX7	FR-SX9
定格出力	14W＋14W（4Ω）、12W＋12W（6Ω）	19W＋19W（4Ω）、16W＋16W（6Ω）
実用最大出力	20W×2	26W×2
アンプ部周波数特性
10Hz～100kHz/±3dB(CD)
定格インピーダンス	6Ω
CD部周波数特性
10Hz～20kHz（±3.0dB）
CD部D/Aコンバータ
シングルビット方式
MD部周波数特性
10Hz～20kHz（±3.0dB）
スピーカー形式	2ウェイ･バスレフ型
定格周波数範囲	50Hz～35kHz
クロスオーバー周波数	7kHz	2.5kHz
キャビネット	MDF
キャビネット内容積	6.8 l	7.2 l
ウーファ	12cm SラインエッジOMFダイヤフラム×1
ツイータ	2.5cm ソフトドーム×1
本体外形寸法 （幅×奥行き×高さ）	205×354×154mm
本体重量	5.3kg	5.7kg
スピーカー外形寸法 （幅×奥行き×高さ、1本）	153×249×272mm	162×232×284mm
スピーカ－重量（1本）	3.6kg	3.9kg

■カセットデッキ

K-SX7

　オプションとして、カセットデッキ「K-SX7」も同日発売される。価格は20,000円。

　メタルテープに対応し、ドルビーB/Cノイズリダクションを装備。シンクロ録音機能、CD編集ダビング機能（ALBUM/FADE）、「オートテープセレクター」などの機能を搭載している。

【主な仕様】

形式	オートリバース・シングルデッキ
ワウ・フラッタ	0.1%（WRMS）
S/N比	54dB（メタル、ドルビーNR OFF）
周波数特性	30Hz～15kHz（メタル）
モーター	DCサーボ×1
外形寸法 （幅×奥行き×高さ）	205×273×76mm
重量	2.6kg

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www3.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/fr_sx_series?OpenDocument

（2001年8月31日）

[fujiwa-y@impress.co.jp]