ヤマハ、DTS-ESなど最新フォーマットに対応した6chAVアンプ
―ドルビープロロジック II、AACデコーダも同社で初めて内蔵


DSP-AX1200
10月1日より順次発売

標準価格:「DSP-AX3200」170,000円
     「DSP-AX2200」125,000円
     「DSP-AX1200」88,000円

連絡先:AV・IT事業本部 お客様相談センター
    Tel.0570-01-1808(ナビダイヤル)
    Tel.053-460-3409(携帯電話、PHS用)



 ヤマハ株式会社は、最新サラウンドフォーマットに対応した6ch AVアンプの新製品「DSP-AX3200」、「DSP-AX2200」、「DSP-AX1200」の3機種を発売する。

 価格は、定格出力120W×6chの「DSP-AX3200」が170,000円、同100W×6chの「DSP-AX2000」が125,000円、同80W×6chでD4端子などが省略された「DSP-AX1200」が88,000円。発売日はそれぞれ11月10日、10月15日、10月1日となっている。

 3機種の主な違いは、出力W数のほか、付属リモコンのマクロ機能の有無(DSP-AX1200のみ非対応)など。内蔵デコーダなどのDSP部分は、3モデルで共通となっている。

 全モデルにディスクリート構成の6chアンプを搭載し、D/Aコンバータには96kHz/24bit仕様のものを採用。また、DSPには自社開発した32bit浮動小数点演算の「YSS-938」を搭載し、DTS-ES(ディスクリート、マトリックス)、ドルビーデジタルサラウンドEX、ドルビープロロジック II、NEO:6、MPEG-AACといった、最新のフォーマットにも対応した。

 シリーズ独自の「シネマDSP」は、「DSP-AX3200」が32種類、「同AX2200」が25種類、「同AX1200」が24種類。また、ヘッドフォンでシネマDSPを再現する「バーチャル・シネマDSP」を全モデルに搭載した。

 また、自社開発LSI「YAC-520」により、小音量時でも残留ノイズを抑える「デジタルボリューム回路」を実現したという。さらに、高音質パーツやアルミ削り出しヒートシンクを採用するなど、「徹底した高音質を追及した」としている。

 音声入力として、同軸デジタル×2系統、光デジタル×5系統を装備。アナログ入力は計11系統を搭載し、6chアナログ入力も備える。プリアウトはメインL/R、センター、リアL/R、リアセンター、サブウーファの6.1ch。「DSP-AX3200」は、2系統のサブウーファ用プリアウトが搭載されている。

 ビデオ入力は、コンポーネント(RCA)入力×2系統、D4入力×2系統(DSP-AX1200を除く)、S映像入力×6系統、コンポジット入力×6系統となっている。

 他社のテレビやDVDプレーヤーのコードを学習できる「ラーニング&プリセットリモコン」が付属。さらに、「DSP-AX3200」と「同AX2200」付属のリモコンにはマクロ機能が内蔵されており、複数の操作をワンアクションで行なえる。

 DSP-AX3200DSP-AX2200DSP-AX1200
定格出力
(6Ω、20Hz~20kHz)
120W×6ch100W×6ch80W×6ch
実用最大出力
(6Ω、1kHz)
170W×6ch165W×6ch135W×6ch
ダイナミックパワー220W×2ch(4Ω)
320W×2ch(6Ω)
180W×2ch(4Ω)
220W×2ch(6Ω)
150W×2ch(4Ω)
180W×2ch(2Ω)
周波数特性
(CD他メイン)
10Hz~100kHz
ビデオSN比50dB
ビデオ入力コンポーネント
(RCA)
2系統
D42系統
S映像6系統
コンポジット6系統
ビデオ出力コンポーネント
(RCA)
1系統
D41系統
S映像3系統2系統
コンポジット3系統
音声入力同軸デジタル2系統
光デジタル5系統
アナログ2ch11系統
アナログ6ch1系統
音声出力光デジタル2系統
アナログ2ch4系統
7chプリアウト1系統
(サブウーファ MONO×2)
1系統
消費電力360W
(待機時1.4W)
260W
(待機時1.2W)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
435×468×191mm435×431.5×171mm
重量21.0kg15.0kg

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/01083103.html

(2001年8月31日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.