価格は、定格出力120W×6chの「DSP-AX3200」が170,000円、同100W×6chの「DSP-AX2000」が125,000円、同80W×6chでD4端子などが省略された「DSP-AX1200」が88,000円。発売日はそれぞれ11月10日、10月15日、10月1日となっている。 3機種の主な違いは、出力W数のほか、付属リモコンのマクロ機能の有無(DSP-AX1200のみ非対応)など。内蔵デコーダなどのDSP部分は、3モデルで共通となっている。 全モデルにディスクリート構成の6chアンプを搭載し、D/Aコンバータには96kHz/24bit仕様のものを採用。また、DSPには自社開発した32bit浮動小数点演算の「YSS-938」を搭載し、DTS-ES(ディスクリート、マトリックス)、ドルビーデジタルサラウンドEX、ドルビープロロジック II、NEO:6、MPEG-AACといった、最新のフォーマットにも対応した。 シリーズ独自の「シネマDSP」は、「DSP-AX3200」が32種類、「同AX2200」が25種類、「同AX1200」が24種類。また、ヘッドフォンでシネマDSPを再現する「バーチャル・シネマDSP」を全モデルに搭載した。 また、自社開発LSI「YAC-520」により、小音量時でも残留ノイズを抑える「デジタルボリューム回路」を実現したという。さらに、高音質パーツやアルミ削り出しヒートシンクを採用するなど、「徹底した高音質を追及した」としている。 音声入力として、同軸デジタル×2系統、光デジタル×5系統を装備。アナログ入力は計11系統を搭載し、6chアナログ入力も備える。プリアウトはメインL/R、センター、リアL/R、リアセンター、サブウーファの6.1ch。「DSP-AX3200」は、2系統のサブウーファ用プリアウトが搭載されている。 ビデオ入力は、コンポーネント(RCA)入力×2系統、D4入力×2系統(DSP-AX1200を除く)、S映像入力×6系統、コンポジット入力×6系統となっている。 他社のテレビやDVDプレーヤーのコードを学習できる「ラーニング&プリセットリモコン」が付属。さらに、「DSP-AX3200」と「同AX2200」付属のリモコンにはマクロ機能が内蔵されており、複数の操作をワンアクションで行なえる。
□ヤマハのホームページ (2001年8月31日) [orimoto@impress.co.jp] |
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