日立、100型の液晶リアプロジェクタ3モデル


10月上旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:デジタルメディアグループ
     デジタルメディア営業本部 映像システム営業部
     Tel.03-3506-1456



 株式会社日立製作所は、100型スクリーン採用の業務用液晶リアプロジェクタ3モデルを10月上旬に発売する。価格は、全モデルともオープンプライス。

 液晶パネルは、1/1.3のポリシリコンTFTの3板式。XGA(1,024×768ドット)パネルでランプ1灯式の「NX100-1111S」、ランプ2灯式の「NX100-1112S」、1,366×1,024ドットパネルでランプ2灯式の「NS100-1112S」がラインナップされる。縮小表示は全モデル、UXGA(1,600×1,200ドット)に対応する。

 全機種スクリーンは1面で100型のものを採用。同社独自の新開発光学システムと、ブラックフェイスの高コントラストスクリーン・最新のフルデジタル処理により、「明るく、鮮やかな、色再現性の高い映像を実現した」という。

 輝度は2灯式の「NX100-1112S」が525cd/m2、「NS100-1112S」は450cd/m2を実現。コントラスト比も500:1と同社従来製の3倍に向上させている。

光源は100Wの超高圧水銀ランプを使用。平均寿命6,000時間で「同等サイズの4面マルチシステムに比べ、ランプ交換回数と消費電力が少なく、低ランニングコストで大画面を利用できる」という。さらに、2灯システム採用モデルでは、1ランプが切れても1灯で続けて投射が可能。また、同社の短焦点光学システムにより、奥行き1mの薄型設計となっている。

 入出力端子は、アナログRGB入力用にD-Sub15ピンとBNC、デジタル入力としてTMDS(MDR20ピン)をそれぞれ1系統、ビデオ入力用にコンポジット、S/コンポジット、コンポーネント(RCA×3)を各1系統装備する。

【主な仕様】

NX100-1111SNX100-1112SNS100-1112S
液晶パネル1/1.3型ポリシリコンTFT×3
解像度1,024×768ドット1,366×1,024ドット
輝度350cd/m2525cd/m2450cd/m2
コントラスト比500:1
RGB入力端子D-Sub15ピン×1、BNC×1、TMDS(MDR20ピン)×1
入力周波数水平:15~100kHz、垂直:40~120Hz
ビデオ入力端子コンポジット×1、S/コンポジット×1、コンポーネント(RCA×3)×1
光源100W超高圧水銀ランプ
ランプ使用数1灯2灯
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
2,132×2,082×1,000mm
重量約235kg

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/0905/index.html
□製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/rled/lineup/100size.html

(2001年8月31日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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