「LV8206T」は、ポータブル機器のアクチュエータドライブ回路(3相スピンドルモータドライバ)、3相スレッドドライバ、Hブリッジドライバ(2ch)をワンチップ化したもの。この回路構成での業界最小、最消費電力化を実現した。 回路構成の合理化等により、業界で初めて48ピンパッケージ(7mm角のTQFP48)化。装着面積を、同社従来品比で約40%縮小している。また、回路全体の最適化、合理化の追求などにより、消費電力を同社従来品の半分にした。さらに、動作電圧を1.9~4.0Vとすることで、「電池駆動を考慮した幅広い電圧範囲での使用が可能」としている。 出力部は、DMOSデバイスを用いた「同期整流型PWM駆動」を採用することで駆動を高効率化。スピンドルドライブ部分はダイレクトPWMのセンサレス駆動方式を採用したことでホールセンサが不要となる。そのため、バイアス電流を削減するとともに、ホールセンサを持たない薄型モータを採用することが可能になるという。 また、PWM速度制御信号をデジタル処理することにより、モータ駆動電流を変化させ、スピンドルモータ回転時の駆動音を小さくする静音化技術も搭載している。 【主な仕様】
http://www.sanyo.co.jp/ □ニュースリリース http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0109news-j/0906-1.html (2001年9月7日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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