カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、10月下旬より同社が運営する「TSUTAYA」で、エンターティメント商品を対象にリサイクル制を導入すると発表した。現在導入が検討されているのは80店舗で、随時導入を実施していくとしている。実質的には、中古の買い取り/販売サービスとなる。 対象となるは、同社が取り扱うエンターティメントソフトで、当初はDVD/CD/ゲームからスタートする。なお、DVDに関しては、セル、レンタルとも市場が立ち上げ段階にあるため、動向を見ながら慎重に対応していく。また、書籍は、出版社の理解が得られまで見送られる。 今回の導入にあたり同社では、「2月に会員に行なったアンケートで、約80%が既に中古商品の購入経験があり、売った経験も60%があると回答した。そのため、既に定着したサービスであると考え、新たに展開するに至った」と背景を説明している。 しかし、セルやレンタル市場と異なり、リサイクル市場には制作者や、メーカーに利益が還元される仕組みがない。そのため、TSUTAYAでは「リサイクル法に基とづく権利者への利益還元方式による、リサイクル導入を検討しており、各メーカーの理解を求めていく」としている。
□TSUTAYAのホームページ (2001年9月13日)
[furukawa@impress.co.jp] |
I |
|
00 | ||
00 | AV Watchホームページ | 00 |
00 |
ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp