2機種ともディスプレイ部とチューナ部を分け、専用ケーブルで接続するスタイルを採用している。パネル解像度は50型が1,366×768ドット、37型が852×480ドット。42型でも使用されている、駆動時に予備放電の発光を低減させる「リアルブラック駆動」を採用し、3,000:1のコントラスト比(周囲光なし)を実現している。 さらに、暗いシーンでサブフィールドを制御する「プラズマAI(適応型輝度強調システム)」を搭載。37型でパネル輝度650cd/m2、セット輝度330cd/m2、50型でパネル輝度500cd/m2、セット輝度300cd/m2となり、「業界トップクラスの高輝度」としている。 また、赤・青・緑のセルサイズを非対称にすることで発光バランスを改善する「非対称セル構造パネル」も採用している。 高画質化機能として、480i、1080iなどのインターレース映像をプログレッシブ化し、暗いシーンの黒つぶれも低減するという「3次元プログレッシブ変換」、同社独自のIP変換技術「デジタルシネマリアリティ」、「デジタルゴーストリダクション」などを搭載する。 入出力端子には、i.LINK×2やSDカードスロットなどを装備。i.LINK接続によりD-VHSやHDDレコーダなどと接続可能。同社製対応機器であれば、TV側のリモコンで接続機器も操作できる。SDカードは、JPEG画像、AAC音楽の再生に対応する。
発表会では、今後の展望も語られ、「TVの薄型化」を推進していくことが強調された。同社ではPDPの金額ベースの出荷比率を、2005年には2割程度と見込んでいる。1インチ/1万円のPDPは、2004年かそれよりも早い時期に実現したいとしていた。 なお、60型以上はプロジェクタを想定しており、「今後の使用素子はDLPやビクターのD-ILAも考えている」と語った。また、2.4GHz帯を使用したワイヤレス伝送システムを、オプションで発売予定であることも明らかにした。具体的な時期は未定だが、価格は5万円強程度の見込み。将来的には5GHz帯を使用したワイヤレス伝送システムも展開していくという。
【主な仕様】
□松下のホームページ (2001年9月13日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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