また、新技術を採用した柱状スピーカー「55WER」も12月1日に発売する。価格は98,000円(ペア)。さらに、マイクロスピーカーの新製品「161」も、発売は11月中旬に発売される。価格は19,800円(2個)となっている。 ■ LS-PRO 同社のシアターサウンドシステム「LSシリーズ」の新製品で、シリーズ初となるDVDプレーヤー搭載機。サテライトスピーカー×5個のほか、「アクースティマス」と呼ぶアンプおよびサブウーファ部と、DVDプレーヤー/チューナ/デコーダなどを内蔵した「ミュージックセンター」で構成。 対応ディスクはDVD-Video、プレスCD、CD-R/RWで、MP3ファイルの再生にも対応。独自のマトリックス5.1ch再生方式「ボーズデジタル(BD)」のデコーダを搭載し、様々なソースを5.1chで再生する。ミュージックセンター部の外形寸法は285×280×90mmで、従来機「LS-12 II」より幅が96mm短くなり、奥行きと高さがそれぞれ78mm、26mmずつ増加している。 また、クリアな重低音を実現する「ベースパワーサミング回路」をはじめ、ボリュームに連動し音量差を圧縮して自動調整する「DRC回路」、どんな音量時でも最適な周波数バランスを実現するという「PAP回路」、ソフトにあったレベル調整を行なう「フィルムEQ」回路など、同社一連の独自回路を搭載している。 DVDプレーヤー搭載に伴ない、コンポーネント出力をはじめとした映像系の入出力が追加されている。入力は、VTR×2系統、SAT×1系統、AUX/MD×1系統、同軸デジタル×1系統、光デジタル×2系統。出力は、VIDEO、MONITOR、MD REC、コンポーネント、同軸デジタル×1系統、光デジタル×1系統を搭載する。そのうちVIDEOとMONITORはS端子となっている。 サテライトスピーカーは防磁型で、1つのスピーカーに6cmユニット2個を搭載。外形寸法は78×104×157mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kgとなっている。仕様は「LS-12 II」と同一。 アクースティマスも「LS-12 II」と仕様は同じ。35W×5chののアンプと13cmドライバ×2個のサブウーファを内蔵(非防磁型)し、外形寸法は590×192×358mm(幅×奥行き×高さ)、重量は14kgとなっている。 【主な仕様】
■ 55WER/-S
低音再生の強化のため、新開発の「アドバンスド・ウェーブ・ガイド・テクノロジー」を採用。これは、管共鳴の原理を応用した「アコースティック・ウエーブ・ガイド・テクノロジー」を発展させたもので、「重低音を極めて高効率で再生する」としている。 ユニット構成は、ウーファ×4、フルレンジ×1の2Way5スピーカー。口径は全ユニットとも57mmで、再生周波数帯域は55Hz~20kHz、インピーダンスは8Ωとなっている。 オプションとして、フロアスタンド(20,000円)、天吊り壁掛け用ブラケット(8,500円)、テレビ台対応スタンド(20,000円)、60mmピッチアダプタ(4,000円)が用意される(すべてペア)。 ■ 161B/W
インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域は80Hz~20kHz。ブラックカラーの「161B」と、ホワイトカラーの「161W」をラインナップする。 フロントバッフルとキャビネット後部を継ぎ目なく溶着した「オイスターシェル構造」を採用。「無駄な共振や箱鳴りのない、強度に優れた完全なモノコックボディ」だとしている。また、ボディ内部の対向面をなくすことで「定在波を排除し、優れた音響特性を実現した」という。 クロスファイアリング構成の独自の「ステレオエブリウェア方式」を採用。ユニット2本を水平45°で配置する「アーティキュレッド・アレイ設計」により、広いリスニングエリアとエリア内すべてに均一な音場を提供するという。
□BOSEのホームページ (2001年9月14日) [orimoto@impress.co.jp] |
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