「EOS-1D」は、同社のフィルム式一眼レフカメラ「EOSシリーズ」のフラッグシップモデル「EOS-1v」をベースにした、EFマウントの一眼レフデジタルカメラ。21分割評価測光や45点エリアAFなど「EOS-1v」の撮影機能を継承している。レンズは同社製EFレンズに対応。ただし、焦点距離は、レンズ表記の約1.3倍になる。また、ストロボは内蔵しておらず、外部ストロボを利用する。E-TTL自動調光などの光量制御には、同社製のEXストロボで対応する。 アスペクト比3:2、面積28.7×19.1mmのCCDを搭載し、有効画素数は約415万画素となっている。カラーフィルタは原色タイプで、記録解像度は2,496×1,662/2,464×1,648/1,232×824ドット。JPEGのほかRAWデータでの記録も行なえるほか、JPEG、RAWの同時記録も可能。感度はISO 200~1600相当までを1/3段ステップで設定でき、ISO 100、3200相当の感度拡張も行なえる。
そのほか、5つの色空間から好みの色合いを選べる「カラーマトリックス機能」、PCから機能設定を行なえる「パーソナル機能(P.Fn)」などを搭載。ボディは全面マグネシウム合金製で、外形寸法は156×79.9×157.6mm、重量は1.25kgとなっている。 なお、超広角ズームレンズの「EF16-35mm F2.8L USM」(標準価格23万円)も同時発売される。「EOS-1D」と同時に開発されたという高級モデルで、非球面レンズ3枚とUDレンズ2枚を採用。フォーカス駆動には、USM(超音波モータ)を使用する。重量は約600g。 【主な仕様】
http://www.canon-sales.co.jp/ □ニュースリリース http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2001-09/pr_eos1d.html (2001年9月25日) [orimoto@impress.co.jp] |
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