「DMR-HS1」は、40GBのHDDとDVD-RAM/Rレコーダを組み合わせた製品で、HDD、DVD-RAM/Rそれぞれへの番組録画のほか、HDDからDVD-RAM/R、DVD-RAM/RからHDDへのダビングが行なえる。 7月発売のDVD-RAM/Rレコーダ「DMR-E20」がベースになっており、独自の「ハイブリッドVBR」での記録をはじめ、「追っかけ再生」や「タイムワープローラー」の搭載といった特徴を継承。「DMR-E20」からの主な強化点は、40GB HDDの搭載、プログレッシブ再生への対応、DV端子の搭載など。「DMR-E20」で不可能だった漢字タイトル入力にも対応した。
HDD、DVD-RAM/Rとも録画モードはXP、SP、LP、EPの4種類。録画時間はHDDで最大52時間(EP時)となっており、DVDへの記録時間は「DMR-E20」と同じ。
また、HDDからDVD-RAMへは22Mbpsの高速録画が可能。XPモードで録画された番組は2倍速、EPモードでは12倍速(1時間番組なら約5分)でダビングできる。 DVDレコーダ部の対応ディスクは、録画がDVD-RAMとDVD-R。DVD-RAMはビデオレコーディング規格、DVD-Rはビデオ規格に準拠している。DVD-RAM、DVD-R以外の再生ディスクは、DVD-Video、ビデオCD、プレスCD、CD-R/RWとなっている。映像DACは54MHz/10bitのものを使用。 入出力端子にはi.LINK端子を搭載。DVカメラからの取り込みが可能になった。取り込み時には、撮影シーンの切れ目をもとに「プレイリスト」を自動作成する「DV自動録画」機能が使用できる(DVD-RAMのみ)。 i.LINK以外の映像入力として、S映像入力×3系統(前面1系統)、コンポジット入力×3系統(前面1系統)を搭載。映像出力は、D2出力×1系統、コンポーネント出力×1系統、S映像出力×2系統、コンポジット出力×2系統。デジタル音声には光出力端子で対応する。 そのほか、高画質化回路として「デジタル3次元Y/C分離回路」と「デジタル3次元ノイズリダクション」で構成される「デジタルW3次元回路」を搭載。これらにより「ちらつきの少ないすっきりとした映像を表現する」としている。また、外部入力時にはビデオデッキなど再生側で発生するジッタを抑え、入力信号を安定化させる「TBC(タイム・ベース・コレクタ)ー」を利用できる。 外形寸法は430×351×120mm(幅×奥行き×高さ)で、「DMR-E20」とまったく同寸。重量は6.5kgと「DMR-E20」より400g重くなっている。 なお、松下ネットワークマーケティング株式会社の直販サイト「パナセンス」において、「DMR-HS1」のモニタ販売を受け付けている。限定数は100台。今回も価格は入札制で、上限価格は20万円、下限は10万円。応募締め切りは10月15日、商品到着は発売日の12月1日頃としている。 【主な仕様】
http://www.matsushita.co.jp/ □ニュースリリース http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010926-1/jn010926-1.html □モニタ販売のページ(パナセンス) http://www.sense.panasonic.co.jp/shop/ncpo/monitor30/index.html □関連記事 【新プ】話題のDVDレコーダ クロスインプレッション ソニー「RDR-A1」vs 松下電器「DMR-E20」 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010922/npp15.htm 【5月29日】松下、135,000円のDVD-R録画対応DVD-RAM/Rビデオレコーダ ―タイムシフト機能にDVDとして世界初対応 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010529/pana.htm (2001年9月26日) [orimoto@impress.co.jp] |
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