ソニースタイル、i.LINK接続のオーディオシステム「LISSA」
―欧州先行発売製品を、ソニースタイルで独占販売


10月10日正午受注開始

直販価格:コンプリートセット 199,800円
     ベーシックセット 149,800円

連絡先:カスタマーセンター
    Tel.03-5783-1122



 ソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社は、i.LINKを採用したオーディオシステムコンポ「LISSA(リサ)」2モデルの受注を、10月10日正午から開始する。出荷は10月下旬ごろが予定されているが、商品到着までに1~2カ月程度かかる場合もあるとしている。直販価格は下表の通り。

セット名セット内容直販価格
コンプリート
セット
FM/AMチューナ内蔵アンプ、CDプレーヤー、MDデッキ、スピーカーセット199,800円
ベーシック
セット
FM/AMチューナ内蔵アンプ、CDプレーヤー、スピーカーセット149,800円

 ベーシックセットは、FM/AMチューナ内蔵「STR-LSA1」、CDプレーヤ「CDP-LSA1」、スピーカー「SS-LA500ED」×2本で構成。コンプリートセットには、MDLP対応MDデッキ「MDS-LSA1」が追加される。なお、スピーカーはダイヤモンドホワイト、アメジストパープル、アクアマリンブルー、トパーズオレンジ、パールブラックの5色より選択できる。

 LISSAは、ヨーロッパ市場向けに開発されて今夏発売された製品。今回、ソニースタイルが市場性を探ることを目的として、国内のインターネットユーザーを対象に独占的に受注生産、販売を行なう。

 LISSAの最大の特徴は、システムのインターフェイスにi.LINKを採用し、新デジタル技術「H.A.T.S(High Quality Digital AudioTransmission System)」を搭載したこと。i.LINKを介して、音楽信号伝送とシステム制御を同時に行なうことにより、各コンポーネント間の接続が、i.LINKケーブル1本でできるようになった。

 また、H.A.T.Sにより、従来必要だったMD/CD部からレシーバへの同期信号が不要になる。そのため、「ジッターが理論上ゼロになり、音質劣化がなく、高品位なデジタルオーディオ信号の伝送と再生を可能にした」(同社)としている。CDからMDへは4倍速ダビングが可能。

 さらに、同梱の「Digital Link Manager for LISSA 2.0(PCLK-LSA2)」を使用して、PCからLISSA本体の操作や、MP3、WAVなど音楽ファイルのMD録音再生、MDのタイトル入力や、編集がパソコンから行なえる。なお、Net MDには非対応。OSは、Windows 98 SE/Me/2000に対応する。

 本体デザインは、幅430mmというヨーロッパ標準サイズに、外装には天板・底板ともに純度95%のアルミニウムを採用。プレス成型後、パールシルバー塗装されている。また、主要ボタンにはレザータッチ加工を施し、LISSAのバッチにもバイブレーションヘア加工、染色アルマイト仕上げを採用している。

 なお、i.LINK以外の入出力端子は、アナログ入力端子を1系統のみをFM/AMチューナ内蔵アンプに搭載。アナログ出力や、光デジタル入出力などは備えていない。

【主な仕様】

    「CDP-LSA1(CDプレーヤー)」
  • 入出力端子:i.LINK端子 4ピン←→4ピン(S200)
  • 伝送プロトコル:A&Mトランスミッションプロトコル(IEC61883-6)
  • 信号フォーマット:2チャンネルリニアPCM(IEC60958)
  • サンプリング周波数:44.1kHz
  • 消費電力:17W
  • 最大外形寸法(幅×奥行き×高さ):430×315×70mm
  • 質量:約4.6kg

    「MDS-LSA1(MDデッキプレーヤー)」

  • サンプリング周波数:44.1kHz
  • 圧縮方式:ATRAC/ATRAC3
  • 周波数特性:5~20,000Hz±0.3dB
  • SN比:再生時100dB以上
  • ワウフラッタ:測定限界値(±0.001%W.PEAK)以下
  • 入出力端子:i.LINK端子 4ピン←→4ピン(S200)
  • 伝送プロトコル:A&Mトランスミッションプロトコル(IEC61883-6)
  • 信号フォーマット:2チャンネルリニアPCM(IEC60958)
  • 入力サンプリング周波数:32kHz、44.1kHz、48kHz
  • 出力サンプリング周波数:44.1kHz
  • 消費電力:15W
  • 最大外形寸法(幅×奥行き×高さ):30×315×70mm
  • 質量:約4.4kg

    「STR-LSA1(FM/AMチューナ内蔵アンプ)」

  • アンプ部実用最大出力:50W+50W(4Ω、JEITA)
  • 周波数特性:7Hz~20kHz±0.3dB
  • トーンコントロール:低域 100Hz±10dB、中域 1kHz±10dB、高域 10kHz±10dB
  • FMチューナ部受信周波数:76.0~90.0MHz
  • AMチューナ部受信周波数:531kHz~1,602kHz
  • 伝送プロトコル:A&Mトランスミッションプロトコル(IEC61883-6)
  • 信号フォーマット:2チャンネルリニアPCM(IEC60958)
  • 入力サンプリング周波数:32/44.1/48kHz
  • 出力サンプリング周波数44.1 kHz
  • 消費電力:100W
  • 最大外形寸法(幅×奥行き×高さ):30×315×70mm:430×335×70mm
  • 質量:約6.3kg

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ソニースタイルドットコム・ジャパンのホームページ
http://www.jp.sonystyle.com/
□製品情報
http://www.jp.sonystyle.com/Style-d/Lissa/index.html

(2001年10月1日)

[furukawa@impress.co.jp]

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